痩せる為に一番必要な事は運動よりも知識だった?
- yuki kato
- 8月19日
- 読了時間: 3分

痩せる為に一番必要な事は知識だった
多くの人は「毎日ジムに通えば痩せられる」と思いがちですが、実際は違います。ランニング30分で消費できるのはおにぎり1個分程度。筋トレ1時間でもスイーツ1つで簡単に帳消しです。
一方で食事の知識を持てば、缶コーヒーをブラックに変えるだけで月3000kcal削減、夜食のカップ麺をやめれば1万kcal以上カットできます。つまり痩せるために最も効率的なのは「運動量」ではなく「食事の知識」なのです。
■無知が太らせる
ダイエットは意思の強さとか、運動量とか、根性で決まると思い込んでいました。ところが現実は違う。
朝にコーラを飲んだだけで150キロカロリー。菓子パン1つで400キロカロリー。実はおにぎり2個の方が低い。そういう「数値」を知るだけで選択が全く変わってくるのです。
■知識がある人と無い人の差
同じ1日の摂取量でも、血糖値の上がり方や脂肪として残りやすい食べ方を知っているかどうかで、結果は大きく違う。
例えば「夜のラーメンは太る」って漠然と聞いたことがある人は多い。でも、なぜ夜は太りやすいのか?インスリン分泌や活動量の低下を理解していれば、自然と避けられるようになる。これは意志ではなく知識の問題です。
■努力を減らすのが知識
知識が増えると「我慢」ではなく「選択」になる。
・飲み物を水やお茶に変えるだけで数百カロリー削減
・間食をナッツやゆで卵にすれば満腹感が続きやすい
・1日トータルでカロリー管理すれば、ラーメンを食べても太らない日も作れる
こうやって無理な努力を減らせる。むしろ知識を持つことで楽になるのです。
■知っておくと役立つダイエット・トリビア
●毎日の缶コーヒーが積み重なると…
砂糖入りの缶コーヒーは1本あたり約80〜120kcal。もし毎日1本飲んでいたら、月で2500〜3600kcalに達する。これはフルマラソン1回分以上の消費量に匹敵します。ブラックに切り替えるだけで「走ったのと同じくらい」カロリーを抑えられるんです。
●1キロ脂肪を落とすのに必要な消費カロリー
脂肪1キロを落とすには約7200kcalの消費が必要。これはフルマラソンを3回走るのとほぼ同じ。逆に言えば「1週間で5キロ痩せたい」という宣伝は非現実的だとすぐ分かる。
●お酒は太る理由がちょっと特殊
アルコールは1グラムあたり7kcalと高カロリー。なのに満腹感はゼロ。さらに肝臓はアルコール処理を最優先するので、同時に食べた唐揚げやラーメンの脂質はそのまま脂肪として蓄積されやすい。
●ご飯は冷めた方が太りにくい
炊きたてのご飯を冷ますと、デンプンの一部が「レジスタントスターチ」に変化。これは食物繊維に近い働きをするため、消化吸収されにくくなる。冷やご飯や冷製パスタが意外とダイエット向きと言われるのはこの理由です。
●寝不足はダイエットの敵
睡眠不足になると、食欲を増やすホルモン「グレリン」が増え、食欲を抑えるホルモン「レプチン」が減る。徹夜明けに無性にラーメンや甘いものが食べたくなるのは、意思の弱さではなくホルモンのせい。だから「寝ることもダイエットの一部」と考えるべきです。
●筋トレ後のタンパク質摂取は「30分以内」じゃなくてもいい
よく「ゴールデンタイム30分以内」と言われるけれど、実際の研究では2時間以内であれば効果はほぼ同じ。むしろ1日のトータル摂取量の方が重要。神経質になってシェイカーを持ち歩かなくても、夕食でしっかりタンパク質を摂れば十分です。
■まとめ
痩せるために必要なのは、根性でも、最新サプリでもなく、まずは「知識」。
知識があれば、無理なく、効率的に痩せられる。逆に知識がなければ、頑張っているのに痩せないループにハマる。
ダイエットは「学んだ人から得をするゲーム」。次にあなたが覚えるべき知識は何だろう?
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AI未来鑑定士 /
リクルートストーリーテラー
合同会社Lepnet 代表社員 加藤勇気
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