フードロス問題の構造をAIに聞いてみた
- yuki kato
- 9月7日
- 読了時間: 3分

フードロス。最近あちこちで耳にするようになった言葉だ。日本では毎年500万トン以上の食べ物がまだ食べられるのに捨てられていると言われ、SDGsや脱炭素と並んで正義の旗印みたいに語られている。
でも本当にそれって悪なのか? そして今ある解決策は本当に社会にとって良い仕組みなのか?
気になったのでAIに聞いてみた。
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■ 構造的に出てしまうフードロス
AIが最初に返してきたのは意外な答えだった。
フードロスは必ずしも悪じゃない。社会の仕組み上、ある程度は必要なんです。
例えばコンビニやスーパーは、いつ行っても商品が揃っていることが大事だ。品切ればかりだと客は離れる。だからこそ、多少の廃棄は織り込み済みで運営している。
また、規格外の野菜や魚が市場に並ばないのは、見た目やサイズを気にする消費者心理と、店のブランド維持のため。家庭でも「安いからまとめ買いしたけど、結局食べきれずゴミ箱へ」なんてことは日常茶飯事。実は日本のフードロスの半分近くは家庭由来らしい。
つまりロスは完全に悪ではなく、社会を回すための必要悪でもあるのだ。
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■ 罪悪感を突いたビジネスモデル
次にAIが指摘したのは、人間の心理だった。
食べ物を粗末にするのはダメという価値観は子どもの頃から刷り込まれている。だから人はフードロスに強い罪悪感を持つ。
この負い目を突いて、いろんなサービスやキャンペーンが生まれている。
余った食品を安く買えるフードシェアアプリ
規格外野菜を定期便で届ける通販
企業のCSRとしてのフードロス削減キャンペーン
もちろん意味はある。でも実際には良いことをしている気分を売っている側面が大きい。AIの表現を借りれば、フードロスは罪悪感を商材化したビジネスにもなっているわけだ。
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■ 二つの側面がごちゃ混ぜに
ここがややこしいところで、構造的に避けられないロスと負い目を利用したビジネスモデルが、同じフードロス問題として語られている。
本当は廃棄ゼロなんて不可能だし、ゼロを追いかけるのは非合理。でもゼロを目指すと掲げた方が共感を集めやすい。人間の承認欲求や同調圧力が働くからだ。
AIからすると、これは効率化の議論と安心感を売る仕組みが混ざってしまっている状態に見える。だから本当にそれが良い仕組みなのかどうかは誰にも言い切れない。
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■ AIが突きつけた問い
AIは最後にこんな質問を返してきた。
フードロス問題を解決するとは、社会のシステムを根本から変えることですか? それとも人間が安心できる仕組みを整えることですか?
要するに、みんなが求めているのは効率的な社会なのか、それとも自分たちは良いことをしているという感覚なのか。
フードロス問題の本質は、食べ物そのものじゃなく、人間の感情や承認欲求にこそあるのかもしれない。
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署名
AI未来鑑定士 / リクルートストーリーテラー
合同会社Lepnet 代表社員 加藤勇気
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