占いが当たってると感じる理由は、心理と脳のしくみにある
- yuki kato
- 7月5日
- 読了時間: 4分

占いが当たってると感じる理由は、
心理と脳のしくみにある。
なんでそんなことまで分かるのと思ったことはありませんか?
なぜそうなるのか?を考えてみました。
■占いをしてもらおうと思う人って、どんな人だろう?
たとえば、こんな状態の人が多いのではないでしょうか。
・悩みを抱えていてネガティブになっている
・経済的に余裕がなく、将来に不安を感じている
・相談できる友人が少なく、孤独を感じている
つまり、心が弱っていたり、迷っていたり、誰かにすがりたいという気持ちが強くなっているとき。
そういう時に、占い師の言葉は不思議とスッと心に入ってきます。
しかも、自分に向けられた特別な言葉のように響く。
では、なぜ「当たってる」と感じてしまうのでしょうか?
ここからは、占いが当たっていると感じる理由を、心理と脳の仕組みをベースに分解していきます。
■心理トリック1
誰にでも当てはまる言葉(バーナム効果)
占いでよく出てくる、あなたって本当は繊細なんですよね、みたいな表現。
実はこれ、ほとんどの人に当てはまります。
それを自分だけに言われていると感じてしまうのが、バーナム効果。
■心理トリック2
当たったことだけを覚えている(選択的記憶)
10個言われて8個がハズレでも、2個が当たっていれば「当たってた」と感じてしまう。
人の脳は、そういうふうにできています。
■心理トリック3
勝手に意味を補完する(自己投影)
曖昧な表現でも、自分の経験や悩みに勝手にリンクさせて解釈する。
それが、言われてみれば確かにと思ってしまう原因。
■心理トリック4
観察力という読心術(非言語情報の活用)
占い師は、見た目や表情、話し方や声のトーンから多くを読み取っています。
それを直感や霊感と表現しているだけかもしれません。
■心理トリック5
信じたい気持ちが当たりをつくる(期待バイアス)
この人、すごい占い師らしいよという事前情報があると、同じ言葉でも当たってるように聞こえてしまう。
信じたい気持ちが、当たり感を強化するわけです。
■心理トリック6
話し方と空気づくりが演出する
話し方、沈黙、言い切り口調。
そうした話術が印象に影響を与え、内容以上に心を動かします。
■心理トリック7
タイミングが刺さる
悩んでいる時に言われた言葉ほど、心に刺さる。
タイミング次第で、占いの言葉が何倍にも響くのです。
■占いは統計学ではない
よく、占いは統計学なんですという説明を聞くことがありますが、これは正確ではありません。
統計学であるならば、分母(対象人数)と分子(該当数)が明確に示されている必要があります。
再現性のある仮説と検証が前提にあるからです。
しかし、多くの占いではそれが開示されておらず、明確なデータ構造もありません。
統計学のように見せているだけであって、本来の統計とは性質が異なります。
■本当に当たる占いは存在するのか?
心理トリックや話術だけでは説明しきれない、妙に的を射た占いに出会うこともあります。
私は、科学で説明できない不思議なことは確かに存在すると考えています。
だから、一部の占い師は、現代科学の枠を超えた何かに触れているのかもしれません。
なぜ当たるのかは分かりません。
けれど、理屈では片づけられないことが、確かにこの世界にはあるのです。
■科学とスピリチュアルのちょうど中間で
占いを信じるかどうかは、個人の価値観によるものです。
ただし、すべてを鵜呑みにする必要もなければ、すべてを否定する必要もありません。
信じすぎず、侮らず。
その中間にこそ、占いと上手に付き合うヒントがあると思います。
■占いは信じるものではなく、楽しむもの
占いには、心理的な仕掛けもあれば、話術もある。
それでも、ちょっとした気づきをくれる言葉に、救われることだってある。
だから私は、占いはエンターテイメントであり、レジャーとして考えるのが最適な立ち位置だと思っています。
迷ったときにヒントをくれるもの。
悩みの中にいるとき、少しだけ心を軽くしてくれるもの。
占いは、信じるかどうか以上に、どう活用するかが大切なのかもしれません。








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