長所進展と短所改善、どちらを優先するべきか?
- yuki kato
- 7月14日
- 読了時間: 4分

出来ないことがあっても、人生は進んでいく
短所を改善すべきか、それとも長所を伸ばすべきか。
これは昔からよく語られるテーマだ。
私自身、この問いについて何度も考えてきた。
そして今の時点での答えはこうだ。
仕事においては短所改善が優先。人生においては長所進展が優先。
仕事には「100点」が定義できる。
納期を守る、報告をする、成果を出す——再現性や信頼性が求められる世界では、致命的な穴があると任せてもらえない。
だからこそ、苦手でも最低限をクリアするための「短所改善」は必要になる。
一方で、人生には100点がない。
誰かと比べるわけでもなく、評価される基準も曖昧で、何が正解かも分からない。
そんな世界では、無理に苦手を克服するよりも、好きなこと、得意なこと、やっていて楽しいことを伸ばすほうが、人生の質は上がると私は思っている。
■メタ認知は、直すためじゃなく気づくための力
よく「メタ認知が大事」と言われる。
自分を客観的に見る力。
でも、私はこの力を「自分を改善するためのもの」とは思っていない。
メタ認知とは、直すための目ではなく、自分を聴くための耳だ。
私には、できないことがたくさんある。
だけど、それに気づき、自覚して、ちゃんと認めることができれば、それでいいんじゃないかと思っている。
「苦手だからダメだ」と落ち込むよりも、
「苦手だけど、それでもやっている自分」を認める。
それができるだけでも、だいぶ生きやすくなる。
■私の苦手:リーダーシップという役割
実は私は、組織をまとめたり、誰かの上に立つことが本当に苦手だ。
統率力もなければ、場を仕切るのも得意じゃない。
誰かの背中を押すような言葉もなかなか出てこない。
リーダーシップに必要な要素が、自分に備わっていないことは昔から分かっていた。
けれど私は、今、経営者交流会のエリア代表をしている。
しかも、もうすぐ5期目になる。
■代表として私がやってきたこと
正直、自分が「代表らしいこと」をできているとは、今でも思っていない。
運営の段取りであたふたしたり、人をまとめきれなかったり、課題は山積みだ。
でもひとつだけ、私がずっと大切にしている目的がある。
それは、この交流会に関わる「時間の価値」を、中長期で実感してもらうこと。
たとえその場では何も起きなかったとしても、数ヶ月後、数年後に「あの場がきっかけだった」と思えるような空間をつくること。
そんな想いを共有してくれる仲間が、少しずつ増えてきた。
運営を支えてくれる人、話を聴いてくれる人、企画に手を貸してくれる人。
私は自分が完璧でなくても、支えてくれる仲間がいるから前に進めている。
■苦手なままで、進んでいいのです。
私は今でも、組織の長としての能力は最低レベルだと思っている。
でも、それでもやる意味があると信じている。
苦手を克服しなきゃいけない場面も、確かにある。
けれど人生という視点で見たとき、無理に出来ないことを出来るようにする必要なんて、本当はないのかもしれない。
むしろ、自分の「好き」と「嫌い」、「得意」と「苦手」をハッキリさせて、
それを口にできることのほうが、よっぽど大事だと思う。
やりたくないことを続けて、ストレスに飲まれる人生よりも、
得意なこと、楽しいことに時間を使っているほうが、良いに決まっている。
■出来ないことがあっても、人生は成り立つ
出来ないことがある。苦手なこともある。
でも、それでも進んでいい。
自分なりのやり方で、自分の目的を見失わずに続けていれば、必ず意味が生まれる。
私が今ここにいるのは、自分を無理に変えたからではなく、
苦手なままでも支えてくれる仲間がいてくれたからだ。
そして、その仲間との関わりが、何よりも自分の人生を豊かにしてくれている。
だから今日もまた、苦手を抱えたまま、私はこの場所に立ち続けられている。
いつも本当にありがとうございます!








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