使い方を売るだけの人に騙されない…時間とお金を無駄にしない話
- yuki kato
- 5月18日
- 読了時間: 4分
いきなり過激な話をしますが
AIの使い方そのものを売り物にする人は
信用しないほうがいい
最近やたらと増えてきましたよね?
AIの使い方教えます、ChatGPT活用講座やってます、みたいな人たち。
私はああいう人たちの多くをあまり信用してない。
なぜなら、使い方を教えるって言ってる時点で、実はその人自身が何を変えられたか?を語れてないってことが多いから。
ツールを紹介するのは簡単。でも本当に価値があるのは、それを使って何を変えるか、どう成果に結びつけるか、そこじゃないですかね?
■結局またノウハウ屋が道具を乗り換えただけ
これはAIに限った話じゃなくて、昔から繰り返されてる。
最初はホームページだった。
とにかく持てばいい、って時代があって、制作会社が集客に効くホームページ作りますって言い始めた。
その後、Facebook活用、Instagram運用、YouTube攻略…
結局は時代に合わせて使う道具を変えてるだけで、やってることは変わってない。
今はそれがAIになったというだけの話。
本来の目的や背景が語られないまま、使い方だけ切り取って教えてる。
でも、それって本質的には何も変えてないよね。
ただの道具紹介にすぎない。
■包丁の持ち方だけ教える料理人、信頼する?
これは極端な例だけど、的を射てると思ってる。
AIの使い方だけを売っている人って、包丁の持ち方を教えてるだけで、料理を作ってない人みたいな感じ。
切り方は説明してくるけど、じゃあその人は何を作ったの?って聞くと、途端に曖昧になる。
私は経営者だから、ツールの使い方だけじゃ意味がないのはよく分かってる。本当に知りたいのは、それを使ってどんな変化が起きたのか、どこがどう良くなったのか、そこ。
操作方法なんて今どきはYouTubeにも転がってるし、ChatGPTに聞いても教えてくれる。
それをわざわざ売り物にしてる時点で、うーん…って感じになる。
■私は使い方そのものを売りたくない
私自身、AI活用の支援をしてるけど、あくまでそれは手段。
ChatGPTの使い方講座をメインの商品にはしたくないし、そもそもそんなものをサービスにしても無駄だと思ってる。
なぜなら、時代がとんでもない速度で進んでるから。
今日のやり方が、明日には陳腐化することなんてザラにある。
使い方だけを売るってのは、結局すぐに意味を失う知識を売ってることに他ならない。
それなら私は、変化そのものや成果の設計にこそ時間とエネルギーを使いたい。
つまり、ツールはどうでもよくて、どう設計して、どう実装して、どう動かすか。
そっちのほうが本質だと思う。
■ツール紹介だけで満足してる人の共通点
こういう人たちって、だいたい同じような傾向がある。
派手なスライドを作ってくる。
自分でやったというよりは、誰かの成功事例を引用するだけ。
プロンプトの具体例も出さないか、出しても使い回し。
そして一番致命的なのは、再現性がない。
聞いていてなんとなくすごそうとは思えるんだけど、じゃあ自分の現場でどうやるかは全然見えてこない。
これって、昔の情報商材屋の焼き直しにしか見えない。
■私が信頼するのは、地味でも結果を出してる人
AIに限らずだけど、本当に信頼できるのは、派手なこと言わないけど、ちゃんと地に足つけて使ってる人だと思う。
例えばこういう人。
実務でAIを使って、ちゃんと成果を出している
成果が出た理由と、失敗した理由の両方を語れる
どうやって設計したか、過程を開示してくれる
ツールじゃなくて課題と目的の話をする
そういう人の話って、聞いててブレがない。
余計な装飾もないけど、内容がリアル。だから説得力がある。
■最後に:使い方を売るだけの人に、時間と金を預けるな
AIの使い方を知ること自体は大事だと思う。
でも、それをメイン商品にしてる人に学んでも、長期的に得られるものは少ない。
どうせ学ぶなら、構造を理解してる人から学んだほうがいい。
派手なノウハウより、地味な設計図。
テンプレの使い回しより、現場ごとのカスタマイズ。
私たちはもう、ツールの紹介だけで満足してるフェーズじゃない。
これから先は、どう設計し、どう実装し、どう継続的に改善していくか。
そこまで見据えて動いてる人と一緒にいたいと思ってる。
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