あなたも損しているかもしれない コスパもタイパもライパには敵わない理由
- yuki kato
- 8月31日
- 読了時間: 3分

コスパとタイパに惑わされる日常
気づけば私たちは、コスパが良いとかタイパが最高だとか、効率の言葉に囲まれて生きています。
安く得した気分、短時間で効率よく理解できた満足感。
そんな瞬間、あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?
けれど実際は気のせいである割合が高いのです。
乱暴に言えば、コスパやタイパを連呼している人の多くは、自己満足に浸っているだけであり、本質を理解していない場合がほとんどです。
■ コスパの錯覚に潜む落とし穴
コストパフォーマンスとは、本来「費用に対して成果がどれだけ得られたか」を測る比率です。
しかし現代では「安ければコスパ良し」と思い込む風潮が蔓延しています。
例えば、半額セールで得した気分になったことはありませんか。
でも実は定価が不当に高いだけかもしれない。
安い商品を手にしても、すぐ壊れて買い直せばむしろ割高。
多くのケースで、私たちが得ているのは「安く済んだ気分」という一時的な快感に過ぎないのです。
■ タイパの錯覚がもたらす虚無感
タイムパフォーマンスも同様です。
本来は時間に対してどれだけ成果が得られたかを測る指標。
でも現代では「早ければ良い」「短ければ効率的」と短絡的に考えてしまいます。
映画を倍速で観て理解した気になる。
要約記事を読んで勉強した気になる。
そんな経験は誰にでもあるはずです。
しかし後から振り返ると、頭にも心にも残っていない。
効率的に消費したつもりで、実際には何も得ていないことが多いのです。
■ 比較対象を欠いたパフォーマンス論
そもそもパフォーマンスという言葉は比較が前提です。
同じ価格ならどちらが優れているか。
同じ時間を使うならどちらが価値的か。
けれど多くの人は比較対象を出さずに「コスパいい」「タイパいい」と口にしています。
これでは合理性はなく、ただの自己満足にしかなりません。
あなたも思い当たる瞬間があるのではないでしょうか。
■ 本当に重要なのはライフパフォーマンス
だからこそ、本当に重要な考え方はライフパフォーマンス(ライパ)です。
ライパとは、人生全体の豊かさや物語性を基準にする物差し。
無駄や余白を含めて「未来の自分が納得できるか」で評価します。
寄り道して出会った小さな景色に心が動いたことはありませんか。
タイパ最悪な雑談が、かけがえのない友情に繋がったことはありませんか。
コスパ最悪に思えた高額な体験が、人生の宝物になったことはありませんか。
効率だけでは切り捨てられる要素こそ、ライパを押し上げる鍵になるのです。
■ AIは効率の幻想を増幅する
そして今、多くの人を惑わせているのがAIです。
AIで効率化、AIで最短理解。
こうした言葉に心を動かされたことはありませんか。
AIはコスパやタイパを加速させる幻想を映し出し、膨大な数の人間を短期的な効率の虜にしています。
けれど本来、AIは人間の人生を豊かにする新しい生態系です。
効率を突き詰めるための道具ではなく、余白や無駄を創り出し、人生を支える存在になるべきなのです。
■ 結論 効率は錯覚、人生は実感
コスパもタイパも、確かに便利です。
でもそれらは短期的な自己満足に過ぎません。
効率は錯覚を与える。
実感は人生を支える。
これからの時代に本当に大切なのは、コスパでもタイパでもなくライパです。
AIを効率ツールと捉える人は惑わされる。
AIを人生の生態系と見る人は豊かになる。
AI未来鑑定士 / リクルートストーリーテラー
合同会社Lepnet 代表社員 加藤勇気








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