AIセミナーへ行く前に読んでほしい事
- yuki kato
- 5 日前
- 読了時間: 3分

AIと日常的に付き合っている私が、これまで複数のAIセミナーに参加して思ったことがある。
結果、「AI凄い」だけで終わる内容ばかりだった、ということ。
何が足りないのか?なぜ響かないのか?
そして、本当に必要な学び方とは何か?
この記事では、AIセミナーで感じたリアルと、正しい学び方について書いていこうと思う。
■AIセミナーでよくある「あるあるな違和感」
・情報が古い
「最新情報」と言って紹介される内容が、数ヶ月前のトピックだったりする。
ほぼ毎日出るAI系のニュースを読んでいれば、昨日の話が出てきそうなものなのだが…。
・ハードとソフトがごちゃ混ぜ
業務改善ツールとChatGPTの話が同じ文脈で語られる。完全にジャンル違いで、聞いている人は誤解する。
AIを扱うなら、そこの線引きはしておいてほしい。
・講師があまり使っていない気がする
「私は毎日使っていて〜」という説明をするのに、内容が薄い。説得力に欠ける。
専門的なことを言っている風、に見えてしまう。
・結局「AI凄い」だけで終わる
参加者はAIが凄いのはもう知っている。
だから、自分の業務や生活にどう使えばいいか?が知りたいハズである…。
「未来はAIだ!」で終わる内容では、何も変わらない。そんな事は分かっている。
■じゃあ、どう学べばいいのか?
AIを学ぶのに、高額な講座やセミナーは必要ない。
最強の講師は、すでにあなたのスマホの中にいる。
ChatGPT(月3000円)
Google AI Pro(月2900円)
この2つを課金して、しつこく質問を投げかければいい。
何度でも聞けるし、どんな言い方でも返してくれる。
「AIに質問し続けること」こそが、最大の学びなのです。
■上手に学ぶコツは「質問力」
AIにどう聞くか。
どれだけしつこく掘り下げられるか。
ここが勝負どころ。
「わからないから、もっと初心者向けにして」
「例えて説明して」
「5歳児にも伝わる言い方で」
こんなふうに、粘り強く問い続ける。
AIは、しつこい人間にほど成果を返す。
■お金を払うと満足してしまう罠
セミナーや講座にお金を払った時点で、人は「満足」や「達成感」を得てしまう。
この時点で、すでに行動が止まる。
あまり理解できないセミナーを受け終わり、そして最後にこう思う。
「AI、思ったほど凄く無いな」
「これなら更に学ばなくてもいいかな…」
これはもう最悪の方向性である。
■AIを過小評価する人は、使い方を知らないだけ
「AIって結局使えない」
「AIはできることが限られてる」
「でも○○は出来ないでしょ?」
そう言う人は、AIリテラシーが極めて低い。
なぜなら、本気でAIと向き合ったことがないから。
AIは、問いを投げるほど、力を返してくれる。
AIの限界は、あなたの問いの限界である。
あなたのせいで、AIが力を発揮できない。
否定する前に、自分がどれだけ問いかけたかを振り返ってほしい。
■経営者の皆様へ
周りがやってないからやらない…はもう終わり
「周りの同業もやってないし、うちもまだいいかな」
この発想、これまでも何度も繰り返されてきませんでしたか?
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最初は「周りも誰もやっていない」と思いながら、
気づいたら「やってないのはうちだけ」になっていた。
でも今回は、まだ全然間に合いますし、
この3つを取り戻し、追いつくことが出来ます。
なぜなら、AIがすべてに追いつかせてくれるから。
いや、追いつくどころか、追い抜くことすら可能です。
ChatGPTや画像生成AI、動画編集ツールを組み合わせれば、
たった一人でも広報部門を持てるようになる。
人がいない、時間がない、予算がない。
そんな経営者こそ、AIを武器にすべきです。
■AI時代の学びは「対話」でできている
情報は取りにいくもの。
そして、今の時代の学びは「誰かから教わること」ではなく、
AIと対話しながら、自分で構築していくことに変わっている。
しつこく問い、深く考え、実際に使ってみる。
これが、AIを使いこなす人間の共通点です。
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