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ChatGPTの最新追加機能

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分
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最近追加されたChatGPTの新要素について


ChatGPTはこの数週間で、派手さはないものの、使い込む人ほど効いてくる進化をしています。


特に12月19日前後に追加された要素は、AIを単なる質問回答ツールとして使っている人と、思考や実務の相棒として使っている人とで、体感差が大きく分かれる内容です。


今回の変更点を一言でまとめると、ChatGPTが考える道具から考え続けられる環境に近づいた、という点にあります。



■出力の一部だけを指定して再生成できるようになった


これまでのChatGPTでは、文章の一部だけを直したくても、全文を再生成する必要がありました。

その結果、直したかった所以外まで変わってしまい、再調整が発生することも少なくありませんでした。


最近追加された機能では、生成された文章の中から特定の範囲を指定し、その部分だけに修正指示を出せるようになっています。

前後の文脈や全体構造は維持されたまま、選んだ箇所だけが再生成されます。


ブログの一段落だけ整えたい時や、提案書の結論文だけ強めたい時、X投稿の一文だけ言い回しを変えたい時など、編集作業のストレスが大きく減ります。AIに丸投げするのではなく、人が編集長として関わる使い方が現実的になりました。



■表現スタイルを細かく設定できるようになった


もう一つの大きな変化が、ChatGPTの話し方や文章の雰囲気を、ユーザー側で細かく調整できるようになった点です。


フォーマルかカジュアルかといった大枠だけでなく、温かさや熱意の度合い、見出しや箇条書きの多さ、絵文字の使用頻度など、文章の空気感そのものを設定でコントロールできます。


これにより、毎回プロンプトで文体指定をしなくても、自分の感覚に合った表現が安定して出てくるようになります。

ビジネス文書やブログ、SNS投稿など、用途ごとに使い分ける際にも相性の良い進化です。



■チャットのピン止めで思考を継続できる


地味ですが、実務でかなり効いてくるのがチャットのピン止め機能です。

重要なスレッドや長期で育てている思考ログを、チャット一覧の上部に固定できるようになりました。

これにより、考え途中の企画や継続案件の文脈を失わずに済みます。


ChatGPTを単発相談の場ではなく、テーマごとの思考部屋として使いやすくなりました。思考の再起動コストが下がることで、考え続けること自体が楽になります。



■年次振り返り機能で自分の使い方を俯瞰する


年次振り返り機能では、1年を通してどんなテーマで会話していたか、どんな使い方をしていたかが可視化されます。

これは単なるログ確認ではなく、自分の思考傾向を客観視するための材料になります。


どこに時間を使ってきたのか、どんな問いを投げ続けていたのかを振り返ることで、次の一年のテーマ設定や戦略設計にも活かせます。



■今回の進化が意味するもの


部分再生成、スタイル調整、ピン止め、振り返り。この4つに共通しているのは、思考を止めないための設計です。


ChatGPTは、答えを出す存在から、考え直し、磨き直し、積み上げるための環境へと役割を広げています。派手な機能追加ではありませんが、使い方次第で仕事の質と速度が確実に変わります。


AIを使うか使わないかではなく、どう付き合うか。その前提が、少しずつ現実的な形に整ってきたと感じています。


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合同会社Lepnet 代表社員 加藤勇気

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