top of page

金運が上がる場所のメカニズム

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分
ree

世の中には、ここに行くと一生お金に困らない、これをやると運が開ける、といった話が山ほどあります。


「ほんとかよ…」と思いますが、脳科学と心理学の視点で見ると、意外と筋が通った構造が見えてきます。


重要なのは、場所や行為そのものではありません。

その行動が脳にどんな変化を起こすか、そこに本質があります。



■損失回避の法則が最初にブレーキをかける


人の脳は、得をする喜びよりも、失う痛みを強く感じる性質を持っています。

時間やお金、体力を削る行動は、実行前から損失として認識され、強い抵抗が生まれます。


だからこそ、困難な行動は多くの人が避けます。

そして、避け続けた結果として、同じ判断を繰り返し、同じ経済状態に留まり続けることになります。



■埋没費用効果が行動の向きを反転させる


それでも一歩踏み出し、損失を引き受けてしまった瞬間、脳の働きは反転します。

ここで作用するのが埋没費用効果です。


ここまでやったのだから意味があるはずだ

無駄だったとは認めたくない


この無意識の防衛反応が、意味を回収する行動を選ばせ始めます。

途中で投げない、安易に逃げない、簡単な選択をしなくなる。

意志の力ではなく、脳の整合性維持が行動を押し出します。



■プラセボとしての自己認識の書き換え


この過程で起きる最大の変化は、自己認識です。


私はここまでやった人間だ

逃げなかった側の人間だ


この前提が入ると、行動は努力せずに変わります。

単価の低い仕事に違和感を覚え、損な構造を避け、断る判断が早くなる。


これは思い込みではなく、判断基準そのものが更新された状態です。


この状態は、脳科学的にはプラセボと呼べます。

ただし、現実の行動を変える実務的なプラセボです。


プラセボ効果は世界中に多数の論文がありますが、効果が認められたのは概ね30~35%。


約3人に1人は本当にお金に困らなくなる、と言えます。



■無意識の選択が積み上がった結果


お金に困らない人は、特別な才能を持っているわけではありません。

困る選択肢を無意識に選ばなくなっているだけです。


先延ばしをしない

安請け合いをしない

感情で決断しない


こうした行動は、意識的に頑張った結果ではなく、前提が変わった副作用として現れます。

その積み重ねが、気づけば経済的な安定を作っていきます。



■魔法ではなく脳の仕様の話


困難な場所や行為が金を生むわけではありません。

損失回避を一度突破し、埋没費用を回収しに行く脳の状態が作られる。


その結果として、行動が変わり、現実が変わる。

不思議な話に見えるものほど、人間の脳の仕様に忠実です。

世界が変わったのではなく、選択肢の見え方が変わった。

その差が、後から大きな距離になります。



〜〜〜〜〜

AI未来鑑定士 / リクルートストーリーテラー

合同会社Lepnet 代表社員 加藤勇気

応募を来させるプロの会社。

1日1000円のX投稿代行(投稿+エンゲージ活動まで対応)。

詳しくはウェブへ → https://www.lepnet.biz

コメント


〒330-9501 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2−3 大宮マルイ 7階 アントレサロン大宮内

  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • YouTube
  • Google Places

©2021 by 合同会社Lepnet

bottom of page