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次期総理候補5人の当選確率シミュレーション ― 小泉・高市・林・茂木・小林の行方

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 9月24日
  • 読了時間: 3分
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最近ブログで書いているとおり、私は「次の総理が誰になるのか」を真剣に議論するのは時間の無駄だと考えている。


政治の中長期的な流れは、一人の名前が変わっただけで劇的に変化するものではないからだ。


それでも世間は「誰が総理になるのか?」という話題に熱を上げる。


そこで今回は逆に、そのテーマを題材化してみた。


AIに5人の候補の当選確率を計算させたらどうなるのか――数字で俯瞰してみる試みだ。




■ 候補者5人の顔ぶれ


今回の総裁選に立候補したのは以下の5人。


小泉進次郎(44歳)


高市早苗(64歳)


林芳正(64歳)


茂木敏充(69歳)


小林鷹之(50歳)



メディアでは小泉や高市に注目が集まるが、全員にそれぞれの強みと弱みがある。




■ 仮想モデルと計算方法


総裁選はまず国会議員295票と党員票295票を合わせた590票で投票し、過半数に届かなければ上位2名による決選投票に進む。


決選は議員295票+都道府県連47票=343票で行われる仕組みだ。


AIで確率を算出するため、以下の3つを指標化して合成した。


議員票:派閥の規模や支持表明をもとに推定(重み50%)


党員票:世論調査の支持率を基に「ドント方式」で295票に割り振り(重み30%)


勢い:メディア露出やSNSの反応を指数化(重み20%)



それぞれを0〜1に正規化し、合成スコアを作成。


さらにソフトマックス関数を用いて「確率」に変換した。


ソフトマックスを使うことで、単なる点数の差を超えて「勝ち筋の確率分布」として表現できる。


また決選投票も考慮し、脱落した候補の票がどこへ移るかを「移譲シナリオ」として設定。


例えば、高市の一部支持は林に流れ、小林の支持は小泉に寄るといった移動パターンを行列化。


モンテカルロ法で1万回シミュレーションを行い、最終的な勝率レンジを推定した。


もちろんこれは推定モデルに過ぎない。


だが議員票・党員票・勢いの三要素を同時に扱うことで、単なる人気投票とは違う「総裁選らしい力学」を数値で俯瞰できる。




■ 計算結果


小泉進次郎:26.6%


高市早苗:22.4%


林芳正:22.5%


茂木敏充:15.9%


小林鷹之:12.6%



小泉がトップ。


だが高市と林がほぼ同水準で続き、三つ巴の構図になっている。


茂木と小林はやや劣勢だ。




■ 林芳正は「無難な浮上枠」か?


林の強みは調整力。


官房長官として政務運営を担い、外交経験も豊富。


公約では「実質賃金を年1%上げる」と現実的な目標を掲げている。


ただし弱点は「地味さ」。


前回総裁選で得票が伸びず、今回も知名度や派閥基盤で劣る。


それでも小泉と高市が激しく競り合った場合、党内の「妥協点」として林に票が集まるシナリオは十分にあり得る。




■ 政治文化が導く結論


日本政治は革新よりも調整を選ぶ傾向が強い。


高市の「女性初の総理」は世論受けが良くても、党内で慎重論が出やすい。


小泉の「勢い」はあるが、保守層からの違和感も残る。


結果として「無難で安心感のある林」が浮上する確率は10〜25%程度。


これは決して低い数字ではない。




■ それでも私はこう思う


いくら数字を並べても、総理が誰になるかを真剣に議論しても、本質的な未来は変わらない。


重要なのは名前ではなく、社会をどう設計し直すかという構造の話だ。


今回AIに当選確率を計算させてみて分かったのは、「無駄さの可視化」ではなく、AIを使うことで物事を俯瞰して見るキッカケを得られるということ。


数字そのものよりも、その数字が思考を広げる道具になる――それこそがAI活用の醍醐味だと感じている。




AI未来鑑定士 / リクルートストーリーテラー

合同会社Lepnet 代表社員 加藤勇気

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