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趣味は仕事ですと答える人が無意識に損している理由と自分の趣味を見つける5つの問い

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 6月29日
  • 読了時間: 3分

趣味を語れない人は、信頼されるきっかけを逃している


趣味は何ですか?と聞かれて

仕事です、と答える人は少なくない。

誇らしい答えのつもりでも、実は相手との会話を終わらせてしまうことがある。

その一言で、自分という人間に興味を持ってもらえるチャンスを逃してしまっているかもしれない。




■ 理由:趣味は信頼と共感をつなぐ接点になる


人は共通点のある相手に安心感と好感を持ちやすい。

中でも趣味や関心ごとは、相手との距離を一気に縮める鍵になる。

スタンフォード大学の研究でも、共通の趣味を持つ相手に対しては信頼形成が早まることが示されている。


また、心理学の自己開示理論では、自分の興味・経験を少しずつ相手に話すことが、関係構築の近道になるとされている。

つまり、趣味はただの娯楽ではなく、人間関係を作るための有力なツールなのだ。




■ 共感:仕事が趣味という人ほど、話の余白を失っている


仕事が趣味というのは素晴らしいことだ。

ただ、それしか語れないという状態は、相手との共感ポイントを奪ってしまう。

相手が求めているのは、深い専門性ではなく、雑談できるくらいの“ちょっとした好きなこと”。


そういう日常の延長にある話題が、人と人をつなぐのだ。




■ 具体例:誰でも持っている“気づかれない趣味”


自分には趣味がない、という人でも

実は以下のような行動をしていれば、それはもう立派な趣味といえる。


・コンビニの新商品を毎回チェックしてしまう

・動物系YouTube動画で癒されている

・レビューサイトで飲食店を探すのが好き

・レシピ動画を保存して満足している

・ドラマや漫画の考察を誰よりも早くチェックする

・SNSで人の投稿を観察して分析している


これらは、自分にとって無意識の“好き”であり、語れば必ず誰かとつながるヒントになる。



■ 自分の趣味を見つけるための5つの問い


1. 気づいたら時間を忘れてやっていることは?



2. 他人よりちょっと詳しいと自覚していることは?



3. 人から相談されたり聞かれたりするテーマは?



4. 休日に何もしないなら、何をしている?



5. 最近つい検索してしまったワードは?




これらに答えることで、あなた自身の“語れる趣味”が見えてくる。

あとは、それを言葉にして人に伝えるだけでいい。



■ 趣味は余白でありあなたを伝えるもう一つの自己紹介


仕事に打ち込んでいることは素晴らしい。

でも、趣味はあなたの中の余白であり、人とつながるための“やわらかい部分”だ。

趣味がある人は話しやすく、距離が縮まりやすい。


語れる趣味は、日常の中にもうすでにある。

あとはそれを見つけて、言葉にしておくだけで、世界が少しだけ優しくなる。

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