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選挙に行かない理由と社会が変わらない理由とは?

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 7月8日
  • 読了時間: 4分
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■私は政治に不満があるわけではない


私は、政治に対して特別な怒りや絶望を抱いているわけではありません。

今の政治のあり方も、「そうなるように設計された結果」だと理解しています。


むしろ私は、政治に過剰な期待を持っていません。

そのぶん、過剰な失望もない。

選挙に行く・行かないは、信念の表明ではなく、時間とエネルギーの配分の問題だと思っています。


私は「政治に関わるよりも優先度が高いこと」に、自分の資源を使いたい。

それだけのことです。




■私は、選挙に行かなくても社会に関わっている


「選挙に行かない=社会に無関心」だと思われがちですが、それはまったく逆です。


私は経営者として、人を雇い、サービスをつくり、事業を通じて社会に参加しています。

ビジネスとは、社会課題に対する実践的な応答です。

日々の意思決定が、そのまま誰かの生活に影響を与えています。


当然、法人である以上、税金も納めています。

微々たる金額ではありますが、私のつくったサービスが、税というかたちで社会に還元されていると思っています。


つまり私は、制度の内側に委ねるのではなく、自分の手で社会の一部に関与しているという実感を持っているのです。


そして、経営者としての私の着地点は「保育士とひとり親世帯に毎月10万円配れる仕組みをつくる」ことです。

そのために、私はいくつものビジネスモデルを立ち上げ、巨大なマーケットに切り込んで試行錯誤を続けています。


何年かかるかは分かりません。

でも少なくとも、私が政治家になって法案を成立させるよりは早いでしょう(笑)




■選挙に行ったって、すぐには何も変わらない


「どうせ変わらないから選挙に行かない」という言葉には投げやりな響きがあります。

でも私の考えは、少し違います。


私は、変わらないとは思っていません。

変わるまでに時間がかかりすぎるということを、冷静に理解しているだけです。


たとえば日本には約1億人の有権者がいます。

投票に行っていない層は、約4500万人。

このうち15%、つまり1500万人が一斉に動けば、確かに勢力図は変わるかもしれません。

空気も変わるし、報道も騒ぐ。

「何かが起きそうだ」という手応えも生まれるでしょう。


でも、そこから社会が実際に変わるまでには、さらに長い時間がかかります。




■社会は、超巨大なタンカー


社会は、超巨大なタンカーのようなものです。

選挙でできるのは、その舵をほんのわずか、1度だけ動かすこと。


そんなわずかな操作で、すぐに進路が変わることはありません。

むしろ、潮流や波の影響(制度疲労、既得権、官僚機構など)によって、元の航路に戻されてしまうことすらあります。


しかも、仮に議員の顔ぶれが一新されたとしても、社会の基盤はほとんど変わりません。


法案をつくるのは官僚


予算を決めるのも官僚


実務を回すのも官僚


背後には業界団体、宗教、企業との複雑な利害ネットワーク



つまり、議員が変わっても、構造は変わらない。

制度の骨組みがそのままなら、結果もまた変わらないのです。




■選挙に行くこと自体も、もっと深く考えるべき


私は、「選挙に行くことは素晴らしい」「行かないのは怠慢」という空気感に、少し違和感があります。


選挙に行くというのは、自分の時間・思考・感情といった貴重なリソースを投じる行為です。

だからこそ、本当はもっと慎重に扱うべきなんです。


たとえば、候補者の主張を調べ、政党の姿勢を比較し、自分の価値観と照らし合わせる。

そういったプロセスを経て票を投じたとしても、その対象が翌月には不祥事で辞任、なんてことも現実にある。


すると、残るのは

「自分の意思がまったく反映されなかった」という虚無感だけです。


だから私は思うのです。

本当にその数十分(+判断するための数時間)を、その行為に費やすべきなのか?

その問いを、もっと真剣に考えてもいいのではないかと。


それは、「行く・行かない」という表面的な話ではなく、

自分の限られたリソースを、どこに投じるのかという"戦略"の問題です。




■私は、制度に頼らず、現実を動かす側でいたい


だから私は、誰かに託すより、自分の手で仕組みをつくる方を選びます。


選挙に行くことが無意味だとは思いません。

ただ私は、そちらに自分のリソースを割くよりも、事業・プロジェクト・教育・文化づくりなど、もっと直接的に社会と関われるルートがあると感じています。


小さくても、誰かの暮らしを変えるプロジェクトを仕掛ける


無理のない範囲で人を巻き込み、循環を生む仕組みを考える


投票ではなく、実行で信頼されるような在り方を追求する



私は、選挙を通じて何かを変える人ではなく、

構造の外側から現実を更新する人間でありたい。




■選ばれる人を待たずに、動かす側へ


選挙に行かないことに、後ろめたさはありません。

ただ「関心がない」わけではなく、関わり方を変えているだけです。


私にとっては、選挙に1票を投じるよりも、

目の前の現実に手を伸ばして、直接関与する方が性に合っている。


現実に触れ、現場で動かし、結果を積み重ねる。

その先に、社会は変わると思っています。

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