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選ぶ事自体を認知すると、世界はどう変わるのか?

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

人は1日に何万回も選んでいる。

その数、

約35000回と言われています。


でもそのほとんどを「選んだ」とは自覚していないんですよ。


この自覚の数こそが、

自己肯定感の正体ではないのか?


これが今日の話です。



■私たちは自分の人生を「選んで」いると思っています。


どの仕事に就くか?


誰と付き合うか?


何を食べるか?


すべて自分の意志で決めていると、たいていの人は信じている…


本当にそうでしょうか?


脳は選択のほとんどを無意識下で自動処理しています。


いちいち自覚していたら処理が追いつかない。

だから大半を自動操縦に回しているんですね。


何を食べるか?


どの道を歩くか?


誰にどう返事するか?


気づかないうちに選び終わっている。


つまり私たちは膨大な選択をしながら、そのほとんどを選んだと感じていない。


・選んでいるのに選んだ気がしない。


・決めているのに流されている気がする。


・生きているのに生かされている気がする…


この感覚の正体はなんなのか?



■仮説はこうです


人は無意識下で常に選択している。


問題は数ではない。


そのうちどれだけを自分が選んだと自覚しているか?


この自覚の総量が自己肯定感を左右しているのではないか?


ここから構造を分解していきます。


心理学には、自己効力感という概念があります。


自分の行動が結果を生んでいる、という実感のことです。


自覚的な選択は、この自分が原因であるという感覚を一回ごとに刻んでいく。


逆に無自覚に流されている時間が長いほど人は無力感に近づいていく…


統制の所在という概念もあります。


人生の手綱を自分が握っているか、外側が握っているか。


自覚的な選択の数とは、この手綱を内側に引き寄せる回数そのものなんです。


ここまでで仮説の土台はできました。


ここからが本質です。



■効いているのは何なのか?


これはたぶん「自分が選んだ」と認識した回数。


同じ行動でも自動で済ませた人と、一瞬立ち止まって私はこれを選ぶと握った人がいる。


後者だけが自己肯定感の貯金になる。


鍛えられるのは選択力ではなく、選択を自覚する解像度の方なんですよ。


さらに、自覚した選択はそこで終わりではありません。



■何度も意味づけし直す


何度も書いて、人に話して、フレームに落としてまた選び直す。


一個の選択を何倍にも自覚し直していく。


これを私は「記憶を使い込む」と表現します。


道具を使い込むと手に馴染む。


それは同じ動作を反芻して身体と道具の境界が溶けていくからです。


概念も選択も同じ。


使い込むほどそれと自分自身の境界が溶けていく。


最後には選んだものが選んだ自覚すら超えてただの自分になる…



■私自身の話をします


私は引越し業を17年やってきました。


ただやっていた、で終わらせることもできた経験です。


でも私はそこから「引き営業」という哲学を抽出しました。


何度も語り直してきました。


信用を売る。


価格で売らない。


同じ一個の経験をブログに書き、人に話し、採用設計のフレームに落とし、また選び直す。


一個の選択から生まれる自覚の量が、何倍にも膨らんでいく。


だから私は自分の人生を選んできたという感覚が人より多いのかもしれない…


それは選択の数が多いからではない。


一つの選択を何度も自覚し直してきたからなんです。



■最初の仮説を再定義する


自己肯定感を上げるのは選択の数ではない。


配分でもない。


一つの選択を何度自覚し直すか?


その反芻の深さこそが自己肯定感の正体なのではないか?


そして、選ぶことを認知できるようになると、次は選ぶ重なりを自分で作りに行けるようになる。


偶然の気づきを待つのではない。


意志で自分の選択に意味を塗り重ねていく。


塗るたびに密度が上がり、その選択が自分の芯になっていく。


重なりを発見するのではなく、重なりを生産する側に回る。


これが、

選ぶことを認知する先にある世界。



あなたが今日した選択のうち、自分が選んだ…と自覚できたものはいくつありましたか?


その数を明日ひとつ増やしてみる。


そこから世界の見え方が変わり始めます。


合同会社Lepnet 

代表社員 加藤勇気 http://lepnet.biz 

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