「AIは便利なツール」はもう終わり。経営者がAIを仕入れとして設計すべき理由。
- yuki kato
- 7 分前
- 読了時間: 4分

この期に及んで「AIは便利なツール」であると説明する人を、私はもう信用できません。
2026年5月19日。
GoogleがI/Oで発表しました。
Gemini 3.5 Flashの登場です。
「速い、賢い、コスパ最高」という触れ込みで出てきたこのモデル。
価格、見ましたか?
あぁ…なるほど…
「AIの仕入れ時代が始まった」と思いました。
最近AIは、利用料金が上がりまくっている。
Gemini 3.5 FlashのAPI料金は入力1.5ドル、出力9ドル(100万トークン当たり)。
前世代の軽量モデルGemini 3.1 Flash-Liteは入力0.25ドル、出力1.5ドルだったため、実質6倍の値上がりです。
AnthropicもFast Modeを5月13日にリリース。Claude Opus 4.6・4.7の速度を2.5倍にする代わりに、料金は通常の6倍。入力30ドル、出力150ドル(100万トークン当たり)になります。
「速さ」に価格がつく時代になった。
■「電気って便利なんですよ」と言われたら、どう感じますか?
少し想像してみてください。
2026年の今、誰かがこう言ったとします。
「電気って便利なんですよ。スイッチ押したら明かりがつくし、冷蔵庫も動くし」
あなたはどう感じますか?
「そりゃそうだろ」となりますよね。
電気は便利なツールじゃない。
インフラです。
あって当たり前の社会の土台です。
AIも今まさにそのフェーズに入っています。
それなのにまだこう言っている人がいます。
「AIって便利なツールですよね」
私はこの表現を見聞きするたびに、こう感じるんです。
この人はAIのことをあまり分かっていないか、
分かった上で情弱を釣ろうとしているか、
どちらかではないかと。
乱暴かもしれません。
でも「電気って便利なんですよ」と言われて頷く人はいない。
「AIは便利なツール」
これは時間の問題で的外れな表現となります。
■私がずっと言い続けてきたこと
過去にブログにもしましたが…
「AIは便利ツールでは終わらない」
「AIは電気代のような存在になる」
「AIを前提に業務設計が変わる」
「AIは思考の外部処理だ」
こららが今、起きています。
■「魚でしょ」と言う経営者の末路
もう1つ、現実を話します。
今、多くの経営者がこう言います。
「うちもAI使ってますよ」
でもその実態は、ChatGPTもGeminiもClaudeも、
全部「AI」という一言で括っている状態です。
これはイワシとマグロを「魚でしょ」と言うくらいやばい話です。
Gemini 3.5 Flashは高速・高性能だが仕入れ値が高い。
Gemini Flash-Liteは安いが用途が限られる。
ClaudeのFast Modeは速さが必要な場面限定の高級食材です。
仕入れ担当が「魚ならなんでもいい」と言っていたら、
その飲食店は原価管理ができていません。
どれをどの業務に使うか。
これが経営における「AI原価計算」です。
■AIは「仕入れ」として経営に組み込んでください
飲食店の経営者は、食材の仕入れ値が上がったとき、こう考えます。
・どの食材をどの料理に使うか再設計する
・価格に転嫁できるか判断する
・より安い仕入れ先を探す
・使う量そのものを見直す
「高いから使わない」とは言いません。
なぜなら、食材なしに料理は出せないからです。
AIも同じです。
今後AIのコストは上がり続けます。
「高くなったから使わない」と判断する経営者は、
料理を出せない飲食店と同じになります。
正しい問いはこうです。
「このAIを使うことで、どれだけの売上・時間・判断の質が生まれるか?」
原価に対してのリターンを設計できているか。
これが経営者としてAIと向き合う、唯一の正解だと思うんです。
■今すぐやるべきことはたった1つです
難しい話じゃありません。
自分が今使っているAIのコストと用途を、一度紙に書き出してみてください。
・何のAIを使っているか
・月いくらかかっているか
・それで何の業務が回っているか
・それは売上に繋がっているか
これができない経営者は、
仕入れ帳もつけずに仕入れをしている状態です。
AIが電気代のような存在になった今、
「なんとなく使っている」は経営リスクになります。
仕入れを設計できている人と、できていない人。
この差は、これから加速度的に広がっていきます。
あなたの事業では、AIの仕入れ設計はできていますか?
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