新しい役職「AEO」が爆発的に増えると思う理由
- yuki kato
- 8月22日
- 読了時間: 3分

近い未来、爆発的に増えるであろう役職AEO。
AIはここ数年で飛躍的に進化してきた。
そして今、次世代モデルGPT-6が目指しているテーマのひとつがメモリ機能の進化だと言われている。
単に答えの精度を上げるのではなく、ユーザーとの対話や履歴を長期的に覚え、より自分専用の思考エンジンとして機能させようとしている。
AIがパーソナライズへと向かっているのだ。
■細田AIが示した未来
博報堂DYグループが開発した細田AIは、その象徴的な事例だ。
スター社員の思考パターンをAI化し、社内の企画や発想を代行・支援できるようにしたものである。
実際の業務で稼働し、数千時間もの業務効率化を実現したとも言われている。
これは単なる便利ツールではなく、人間の思考をデジタルに移植することがもたらすインパクトを示している。
今後、事業規模の大小にかかわらず、こうした思考AIは確実に必要になるだろう。
■しかしリテラシーの壁
問題は、ほとんどの企業や個人がAIに自分の思考や記憶を学習させるという作業をできない、ということだ。
技術的にも、時間的にも、そして心理的にもハードルが高い。
AIを導入しても成果が出る企業と出ない企業の差は、このリテラシー格差によってますます広がっていく。
■そこで台頭するAEOという役職
この壁を乗り越えるために必要になるのが、新しい役職AEO(AIエンジニアリングオフィサー)だ。
AEOとは、その会社用にAIを育成する専門家である。
経営者や社員の思考を整理し、会社のナレッジをAIに最適な形で学習させる役割を担う。
■AEOの立ち位置
-社内パターン:リテラシーが高い社員がAEOとして任命され、内製でAI育成を進める
-外部役員パターン:コンサルや顧問のように、外部からAEOが入って伴走する
AEOが存在するかどうかで企業のAI活用力は大きく変わる。
不具合を未然に防ぎ、利益を生むパーソナライズされた思考を日々提供してくれる存在だからだ。
■AIには代替できない仕事
重要なのは、AEOはAIに代替されないということ。
どの記憶を残すか、どう意味づけするか、どこに余白を残すか──これは人間の判断がなければ成立しない。
AIを育成するのは、結局は人間の役割である。
だからこそ、この仕事をサービスとして提供できる人間は、近い将来、圧倒的に求められるようになるだろう。
■あなたの生活を変える役職
AEOという役職は、ただの流行語では終わらない。
企業の意思決定を支え、働き方を根底から変え、個人の生活にも大きな変化をもたらす。
数年後にはCFOやCTOと並んでAEOが当たり前に存在しているかもしれない。
それくらい、パーソナライズAIとその育成は避けて通れないテーマなのだ。
AI未来鑑定士/リクルートストーリーテラー
合同会社Lepnet代表社員加藤勇気








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