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結婚の概念はこうなる

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 1月7日
  • 読了時間: 4分

結婚のパラダイムシフト「CSP」とは?

結婚という制度は今の時代感覚とズレている。


これは感覚的な違和感ではなく、先進国全体の数値が示している構造的な変化。


日本では婚姻数は長期的に減少し、生涯未婚率は男女ともに過去最高水準を更新し続けている。


アメリカや欧州、韓国、台湾といった先進国でも同様の傾向が見られ、結婚は人生の必須イベントではなく、数ある選択肢の一つへと後退している。


重要なのは、結婚したくない人が増えたという単純な話ではない点。

多くの調査では、若い世代の多くが今でも結婚そのものには肯定的だと答えている。

それでも結婚が選ばれない。


このねじれこそが、今起きている問題の核心だと思う。



■結婚が選ばれなくなった理由はどこにあるのか?

結婚が成立しにくくなっている理由は、経済的不安や価値観の多様化だけでは説明しきれない。


むしろ、結婚という制度そのものが、現代人のリスク感覚や生き方の前提と合わなくなってきている。

結婚は本来、生活、感情、経済、家族、将来設計を一括で束ねる制度だった。


暗黙の役割分担や永続前提が組み込まれ、途中変更や例外処理は想定されていない。


一方で、現代社会は不確実性が高く、個人の人生は流動的になっている。

キャリア、住む場所、価値観、人間関係。


どれも固定できない前提の中で、一括同意型の制度が重すぎる存在になっている。

だからこれは、結婚を守るべきか否かという議論ではなく、結婚という概念そのものがパラダイムシフトを求められている状況だと考えている。



■結婚の次に来るのは思想ではなく仕組み

ここからは私の持論。


結婚の次に来る関係性の概念は、理想論や感情論からは生まれない。仕組みとしての再設計から生まれるはず。

そのヒントとして私が注目しているのが、DAOという考え方である。



■DAOとは何か?

DAOとは分散型自律組織、だが本質はそこではない。

中央の管理者や絶対的な権威を置かず、参加者同士がルールを合意し、その合意に基づいて運用と更新を続けていく仕組み。


DAOでは、参加条件、権限、貢献、退出ルールが明文化される。

そして状況に応じてアップデートされることが前提になっている。

永続は目的ではなく、結果にすぎない。

この構造を見たとき、私は強い既視感を覚えた。

結婚がうまくいかなくなっている理由と、DAOが成立する理由が、同じ構造を指していると感じたからだ。



■結婚とDAOの決定的な違い

結婚は一括同意の制度だった。

一度入ればすべてを共有する前提になり、細かな同意は省略される。

DAOは項目別同意の仕組み。

何を共有し、何を共有しないかを明示し、必要に応じて見直す。



■CSPという考え方

このDAO的発想を人間関係に適用したものを、私はCSPと呼ぶことにした。

CSPとは、Consent Sharing Protocol。

日本語では、同意共有プロトコル。

愛情や義務ではなく、同意を起点に関係を設計する考え方。


全部を共有する必要はない。

時間、空間、経済、感情、責任。

どこまでを、誰と、どの期間、共有するのかを合意する。

契約ほど冷たくなく、制度ほど重くない。

更新と再合意を前提としたプロトコルとして関係を捉える。



■CSPは結婚を否定しない

この考え方は、結婚を否定するものではない。

結婚は、CSPの一つの実装例になる。


全部を共有し、長期運用することに同意できる人にとっては、今でも有効な形だ。

ただし、それだけが唯一の正解ではなくなる。



■失敗や後悔が履歴になる関係性

CSPの世界では、関係は成功か失敗かで評価されない。

この仕組みはDAO的な構造であり、当然ブロックチェーンで構成されている。

どんな同意で始まり、どんな履歴を経て、どう更新されたかが残る。

あなたがしてきた「家族への貢献」が数値化され、改ざんできない記録としてのこる。


そして離婚や別れは失敗ではなく、プロトコルの終了や再設計に近い。

失敗や後悔も、その人の判断軸やアイデンティティとして蓄積されていく。



■結婚のパラダイムシフトはすでに始まっている

結婚のパラダイムシフトとは、愛が冷めた社会の話ではない。

人間関係を神話から運用へ引き戻す試みだと思っている。

どちらにしても、結婚という概念は変化を余儀なくされている。

誰が、どんな形で、どんな名前をつけて広げていくのかは分からない。

ただ、関係性が更新前提の設計に向かうという流れ自体は、止まらないだろう。


そしてこのCSPという考え方も、未来から見れば修正されるはずである。

それでも今見えている構造から考えれば、この思考の方向性が大きく外れているとは思わない。



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