競馬予想AIをAIで開発する方法
- yuki kato
- 8月14日
- 読了時間: 4分

競馬の予想は昔から「経験」と「勘」が頼りでしたが、いまやAIを使って冷静に期待値を計算する時代です。ここでは、AIで馬券を的中させ、回収率を上げるために必要なステップを、実務的な視点で整理します。
1. データを揃える
AIの予想精度は、使うデータの質と量でほぼ決まります。
集めたいのは、単なる馬柱ではなく「勝ち筋を裏付ける要素」です。
レース情報:日時、競馬場、距離、コース形状、天候、馬場状態
馬の情報:過去3〜5走の成績、ラップタイム、脚質、斤量、枠順、馬体重と増減
騎手・調教師:勝率や得意条件、コンビ実績
市場データ:前日オッズ、直前オッズ、オッズ変動率
この段階で、APIやスクレイピングで自動取得できる体制を作ると後々ラクになります。
2. モデルを作る
予測の方向性は2本立てが理想です。
事前モデル:前日までのデータで「買い候補」を絞る
直前モデル:パドックや馬体重、馬場悪化、直前オッズを反映して「最終判断」
機械学習(LightGBMやXGBoost)は解釈性が高く、なぜその予想になったかが説明しやすい。
一方で、直前の変動や時系列パターンを捉えるにはLSTMやTabTransformerなどの深層学習が有効です。
3. 運用して改善する
AIは作って終わりではありません。レースごとに「予測と結果」を突き合わせ、勝ちやすい条件と負け筋を学習させます。
日次で回収率やROI(投資収益率)をチェック
条件別(コース×距離×馬場×脚質)での成績を可視化
期待値が基準以下なら潔くスキップ
さらに、資金配分ルールを決めておくとブレが少なくなります。
例えば「期待値1.2以上のみ購入」「残高の1.5%を上限」など、自分のリスク許容度に合わせて設計します。
■AIを使うメリット
AI予想の本質的な価値は「一貫性」です。感情や直感に左右されず、同じ条件では同じ判断ができる。
これによって、長期的な回収率の安定が狙えます。
■最初の一歩は「小さく試す」こと
いきなり全レース自動購入ではなく、まずは紙運用で精度を確認。
そこから少額ベット→条件の見直し→自動化という流れで進めれば、安全かつ実用的なAI予想が構築できます。
■実務で使えるAI馬券予想プロンプト例
下記は、ChatGPTやClaudeなどの生成AIに投げることで、データ設計からモデル構築、評価方法まで一括で設計案を出せるプロンプト例です。
あなたは競馬予想AIの開発者です。目標は回収率100%以上を安定的に達成する馬券予測モデルの設計です。以下の条件に従い、データ設計からモデル運用までの詳細な計画を作成してください。
1. 目的
単勝・複勝・馬連のいずれか、または複合予測
的中率と回収率の両立を目指す
2. データ要素
レース日時、競馬場、コース距離・形状、天候、馬場状態
出走馬ごとの過去成績(3〜5走)、ラップタイム、上がり3F、斤量
騎手・調教師の過去成績
馬体重と増減
直前オッズと変動履歴(可能なら分単位)
枠順と脚質傾向
3. 前処理要件
欠損値処理方針
カテゴリデータのエンコード方法
特徴量エンジニアリング案(例:騎手勝率×馬適性)
4. モデル設計
機械学習(LightGBM / XGBoost)とディープラーニング(LSTMやTransformer)の比較
直前オッズ有りモデルと事前データのみモデルの二本立て
回収率最大化を目的としたカスタム損失関数の提案
5. 評価方法
時系列分割による過去→未来の予測検証
指標:的中率、回収率、ROI、最大ドローダウン
6. 運用設計
毎週データ更新の自動化
予測結果と的中実績の自動記録
高回収率パターンの抽出と条件設定
将来的な自動投票・資金管理アルゴリズム連携案
出力は、上記を表形式またはステップごとの箇条書きで提示し、実装順序を明確にするロードマップも併記してください。
■まとめ
AIで馬券を当てるために必要なのは、魔法のアルゴリズムではなく、正確なデータと運用サイクル、そして冷静な資金管理です。
プロンプトを使えば、開発の方向性や設計書を一気に形にできますが、それを活かすのは人間の判断と検証の積み重ね。
競馬は「不確実性」を楽しむ競技ですが、その不確実性を数値で可視化し、長期的に優位を作るのがAIの力です。
次の週末、あなたの予想がデータとAIによってアップデートされる瞬間を、ぜひ体感してみてください。








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