【SNS自動化】Xやインスタグラムの運用をAIで自動化しても意味が無い理由
- yuki kato
- 10月17日
- 読了時間: 3分

皆さん、SNSの運用をAIで自動化しようという話、最近よく耳にすると思います。
投稿をAIが作ってくれる、予約投稿も自動でできる、リプライまでAIが返してくれる。
確かに効率的に聞こえますよね。
でも、ここに大きな誤解があります。
SNSという言葉を分解すると、
Social Network Service
つまり、人と人がつながるための仕組みです。
SNSの本質は、情報を一方的に発信することではなく、コミュニケーションを通じて関係を築くことにあります。
この前提を理解していれば、AIによる完全自動化が根本的にズレていることがわかるはずです。
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SNSの目的は、拡散でも宣伝でもなく、コミュニケーションです。
誰かの投稿に反応し、共感し、応援する。
そうした小さなやり取りの積み重ねが信頼を生み、関係を深めていく。
人と人が感情を通わせる場、それこそがSNSの本来の姿です。
AIが投稿を作ること自体は悪いことではありません。
文章の下書きや画像の構成、ハッシュタグの整理など、AIが得意な作業を任せるのは効率的です。
問題はその先です。
AIには人の心の動きを読む力がない。
だから、相手の投稿の裏にある意図や温度を感じ取ることができない。
どれだけ整った文面でも、そこに温度がなければ人の心は動かないのです。
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たとえば同じいいねでも、意味は全く違います。
応援のいいね、共感のいいね、義理のいいね。
その違いを感じ取り、適切に反応できるのは人間だけです。
AIがそれを自動的に行っても、そこには文脈がなく、結果として薄っぺらい反応になります。
数字は動いても、心は動かない。
AI同士が自動で絡み合うだけの空虚なやり取りが増えていくだけです。
SNSの価値は数字ではなく、共感の深さにあります。
だからこそ、人の関与を排除してはいけない。
SNSを成長させるのは、アルゴリズムではなく人の心の熱量なんです。
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弊社でもXやInstagramの運用代行を行っています。
しかし、完全自動化は一切採用していません。
最強なのは、やはり当事者自身が自分の手で動かし、感情を込めて使うことです。
だから弊社の仕組みは半自動。
AIが投稿文や画像を用意し、人が確認して配信します。
そしてエンゲージメント活動は必ず人が行います。
AIはサポートの道具であり、主役ではありません。
この形こそが、AIの効率と人間の温度を両立させる最適解です。
効率化だけを追えば、SNSは機械的になり、やがてフォロワーから離れられる。
人が動くからSNSが生きる。
ここを忘れてはいけません。
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SNSをAIで自動化しても意味がない理由は明確です。
そもそもSNSはコミュニケーションのためのコンテンツだからです。
AIが進化しても、人の心までは再現できません。
投稿や画像の生成はAIでも構いませんが、反応し合う部分、つまりエンゲージメントは人が動かすべきです。
人の気持ちが入らないアカウントは、やがて空虚な存在になります。
SNSとは、人が心を通わせる場所。
アルゴリズムよりも温度、効率よりも共感。
この原則を忘れなければ、SNSは必ず成果を出します。
そしてその成果を生むのは、いつの時代も人です。
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AI未来鑑定士 / リクルートストーリーテラー
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