続・守成クラブの話
- yuki kato
- 9月19日
- 読了時間: 3分

私は以前「守成クラブ」に所属していた。
前回の記事では、良かった点と悪かった点を率直に書いたが、今回はさらにその先、どう活用し、どのように卒業していくべきかについて話をしたい。
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■守成クラブを活用する3つの段階
守成クラブを「ただ参加する場所」と考えるか、「事業の加速装置」として使うかで成果は大きく変わる。私自身の経験から言えば、次の3つの段階で考えるのが現実的だ。
①最初の半年は「徹底的に与える」
とにかく紹介やギブに回ること。自分が得をするよりも先に、他人に貢献する。守成クラブではこの姿勢が徹底的に見られているため、ここで信頼を積めるかが後の成否を分ける。
②次の半年は「深い繋がりを作る」
ただ名刺交換や紹介を繰り返すのではなく、腹を割って話せる数人を見つける。ここで得られる関係こそが、退会後も続く「資産」になる。実際、私はこの時期に築いた縁が今の事業に直結している。
③1年経ったら「出口を考える」
守成クラブは続ければ続けるほど成果が伸びるわけではない。むしろ1年を超える頃からは「惰性」で出席する人が増え、ROI(投資対効果)が薄れる。だからこそ、この時期に「まだ時間を投資するべきか」を冷静に見極める必要がある。
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■人脈の「色」が合うかどうか
守成クラブには独特の文化がある。
内集団バイアスや同調圧力も確かにあるが、その「色」で集まった経営者同士だからこそ、波長が合う場合も多い。
私はその点で恵まれていた。
合う人が多かったからこそ、仕事につながりやすかったし、退会しても関係が続いている。
つまり守成クラブは「万人にとって良い場所」ではなく「自分に合う人が集まっているかどうか」で評価が決まる交流会なのだ。
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■なぜ賞味期限は1〜2年なのか
小規模事業者にとって、守成クラブは確かに有効だ。
しかし、それはずっとではない。
本気で活用すれば、仕事が増えすぎて定例会に出席する時間がなくなる。
そして事業フェーズが上がれば、自然と交友関係もアップデートされる。
つまり「卒業する時期」が必ず来る。
守成クラブは一生続ける場所ではなく、事業成長のための「通過点」と捉えるべきだろう。
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■私にとっての守成クラブ
私の場合、守成クラブは「スタートアップの推進剤」だった。
ここでの出会いがなければ、今の仕事の一部は存在しなかっただろう。
だが同時に、もし長く居続けていたら、今の事業フェーズには到達できなかったかもしれない。
守成クラブに限らず、交流会は「入口」であり「土台」にはなっても、永遠の拠点にはならないのだ。
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■最後に
守成クラブは「良いか悪いか」で語れるものではない。
自分がどんな目的で入り、どのタイミングで卒業するか。
その戦略次第で資産にも浪費にもなる。
小規模事業者におけるこのフェーズの経営者交流会は、賞味期限が1〜2年。
なぜならば、本気で活用したら事業フェーズが上がり、交友関係がアップデートされるはずだからである。
良い面も悪い面も、ここに書いたのは入会していた私自身の感想だ。
少しでも参考になれば幸いである。
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AI未来鑑定士 / リクルートストーリーテラー
合同会社Lepnet 代表社員 加藤勇気
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