陰遁が終わり陽遁が始まる

改めて最初にお伝えしますが、私は神も仏も信じていない占い師です。

今日お話する事も超常的なナニカ？が起きる話ではなく、知っておく事で感性が変わるといった類の知識だと思ってください。

12月21日を境に、陰遁から陽遁へ切り替わります。

内へ沈むエネルギーが底を打ち、外へ膨らむ方向へ向かい始める。

冬至が近づくこの時期は、光が最も弱まり、気が内側に凝縮していく。

しかし、その最深部を越えた瞬間から流れは反転する。

これを暦上で示すのが陽遁のスタート。

自然界のリズムが変われば、

人間の行動のテンションも静から動へと切り替わる。

このタイミングを理解して使えるかどうかで、冬の動き方の質が変わる。

半年ごとに必ず切り替わっています。

■陰遁とは何か？

陰遁は、気が内側に沈んでいくフェーズ。

呼吸でいえば吐く。

外へ広げるより、内へ収める方向へ力が働く。

だからこの時期は、拡大よりも整理が強く噛み合う。

仕込み

点検

棚卸し

不要なものの削除

内観と学びの深掘り

こうした行動が自然と整っていく。

陰遁は停滞ではない。

次のフェーズに向けて密度を高め、

未来の芽を固める成熟の期間。

静けさの中で準備が整っていく。

■陽遁とは何か？

陽遁は、気が外側に膨らんでいくフェーズ。

呼吸でいえば吸う。

冬至を底に、光が戻り、世界のテンションが外向きに転じる。

挑戦

発信

交渉

新しい動き

勢いを伴う選択

こうしたアクションが追い風に乗りやすくなる。

ただし注意点がある。

膨らむ時期は余計なものまで膨らみやすい。

焦りや勢い任せは無駄な労力になりやすい。

方向さえ間違えなければ、一気に伸びるフェーズ。それが陽遁。

■12月21日以降何をすべき時期なのか？

ここからは、陰遁で整えた内側の準備を外へ展開する時期。

眠らせていた計画を動かす

話していなかった企画を人に共有する

必要な縁を結び直す

最初の一歩に着手する

こうした行動が非常に噛み合う。

陽遁の最初の拍子はとても重要だ。

最初の動きが、その後の伸び方を決定づける。

ビジネスなら導線づくりや仕掛けの着手が向いている。

人間関係なら停滞した縁に光が戻る。

日常では、小さな挑戦の成功率が上がる。

陽遁は、動いた人から成果のフェーズに入っていく。

陰遁で仕込んだ密度を、ここで外へ放つイメージ。

■陰遁から陽遁への切り替えをどう生かすか？

鍵は、季節の呼吸と自分の呼吸を揃えること。

外へ膨らむ流れに自分の動きを重ねると、

同じ労力でも成果が大きく変わる。

陰遁で整え

陽遁で放つ

この順番は非常に強力だ。

努力の効率が変わり、結果の質が変わる。

まもなく陽遁。

動くことに追い風が吹き始めるタイミング。

ここからの一歩は、来年の始まりに確実につながっていく。

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