仕事を辞める理由の本質 66%が上司に不満を持つ時代に提案する3つの逆張り施策
- yuki kato
- 1 日前
- 読了時間: 5分

「上司への不満が退職理由になった」と答えた人が66.7%にのぼります。
この数字を見て多くの経営者は
「ハラスメント研修をしよう」
「1on1を導入しよう」
と考えます。
私はそれが根本的にズレていると思っています。
研修で人間関係は変わりません。
制度で信頼は生まれません。
問題の本質は「上司が何者かわからない」ことにあります。
わからないから怖い。
怖いから距離を置く。
距離を置くから不満が積もる。
そして辞める。
この構造を壊すには、逆張りの発想が必要です。長年求人に関わってきた私なりの持論を書いてみます。
①管理職以上の弱点を全員公開する
普通の会社は強みをアピールします。資格、実績、マネジメント歴。
求人票にも会社紹介ページにもかっこいいプロフィールが並びます。
私の提案は逆、
あえて弱点を公開するのです。
「この部長は褒めるのが極端に下手です」
「この課長は感情的になりやすく自分でも認識しています」
「この役員は細かい指示が苦手なので自分で動ける人と相性がいいです」。
そこまで書けるのか?という話ですが、これは採用における最強の差別化になります。
なぜそう思うかというと…
求職者が最も恐れているのは「入ってみたら上司が想像と違った」というミスマッチです。
強みだけ並べたプロフィールは、そのミスマッチを加速させます。
弱点を先に開示することで、求職者は「この人となら一緒に働ける」ということを自分で判断できます。
さらに重要な効果として…
弱点を公開された管理職は、その弱点を意識して行動せざるを得なくなります。公開が内部改善のトリガーになるのです。
隠された弱点は温存されます。
開示された弱点は改善されます。
「うちの上司の欠点もオープンにします」と言える会社は、それだけで信頼の証明になります。
②社長の遊び方ブログを始める
経営者の多くは仕事の話しかSNSやブログに書きません。
ビジョン、経営方針、業績報告、採用メッセージ。
どれも正しいですが「社長という役職」が書いている文章です。
人間が書いていません。
私が提案するのは「社長の遊び方ブログ」です。
趣味でも、休日の過ごし方でも、好きな食べ物でも、子どもとの話でもいい。
とにかく「役職を外した人間としての社長」を見せる場所を作る。
求職者は会社に入るのではなく、人間関係の中に入ります。その人間関係の頂点にいる人物が何者かわからなければ、入社判断のリスクが上がります。
逆に人間性が見えれば「この人の下で働きたい」という引力が生まれます。
採用は論理より感情で動きます。
「この社長なんか好きだな」という感覚が、応募ボタンを押す最後の一押しになることは少なくありません。
求人票をどれだけ磨いても届かない層に、遊び方ブログは届きます。
社長が見えている会社は、社長が隠れている会社より圧倒的に採用で有利です。
③部下の弟子になる
これが最も奇抜な提案です。
部下の得意なことを上司が教わる関係性を、意図的に作るのです。
・ITが得意な20代に「教えてほしい」と頭を下げる40代の部長。
・料理が好きな女性スタッフに「いいお店知ってる?」と聞く社長。
・動画編集ができる若手に「やり方見せてくれ」と頼む役員。
これは単なるコミュニケーション施策ではありません。
権力構造を一時的に逆転させることで、部下に「自分はここで価値がある」という実感を与える行為です。
人は認められたいのではなく、役に立ちたいのです。
上司から仕事を教わるだけの関係性は、常に「上司が正しく、部下は学ぶ側」という非対称な構造を固定します。
その構造の中では、部下は永遠に「評価される側」でしかありません。不満が生まれやすい土壌がそこにあります。
弟子になれる上司は、
人間として面白い。
面白い上司のいる会社は辞めにくい。
■3つに共通する思想
弱点の公開、遊び方の開示、弟子になる関係性。
これらに共通するのは「上司が人間であることを証明する」という発想です。
そして心理学的には以下の効果が含まれる施策となっていて、科学的にも根拠があると言えます。
・セルフディスクロージャー
自分の弱みや内面を開示して相手との心理的距離を縮める行為
・返報性の原理
何かを与えられるとお返ししたくなる心理
・好意の返報性
好意や親しみを示されると同じように好意を返す心理
・プラットフォール効果
優秀な人が弱みを見せると逆に魅力が増す現象
・信頼の非対称性の解消
弱みを出すことで一方的な売り込み感が薄れ信頼バランスが整う
・ストーリーテリング効果
失敗や葛藤を含む物語構造が共感と記憶に残りやすくする効果
求職者が上司への不満を退職理由にするのは、上司が役職という仮面をかぶって人間性を隠しているからです。
仮面の相手には共感できません。
共感できない相手との関係は、摩擦を生みます。
摩擦が積もって、人は辞めます。
66%という数字の背後にあるのは人間不信ではなく「人間が見えない職場」への不満だと私は思っています。
見えれば、変わります。
それだけの話です。
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