top of page

選挙にまつわる偏った持論

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 24 時間前
  • 読了時間: 5分

投票率低下と選挙に対する違和感の正体

選挙の時期になると社会の空気が一気に変わる。


ニュースの論調が強まり、SNSでは正しさの主張が溢れ、人の言葉が尖っていく。


今回の記事は選挙を否定するためのものではありません。

選挙を取り巻く思考があまりにも単純化されていることへの整理。

中立でも啓発でもなく、個人の持論としてお読みください。



■投票率が長期的に低下した理由と考察

日本の投票率は、かつて70%を超えていました。

現在は50%前後で推移しています。


この変化は若者の無関心やモラル低下で説明されがちです。

しかし私はそうは考えていません。

投票率が高かった時代、政治は生活と強く結びついていました。


政権が変われば雇用が変わり、収入が変わり、地域の景色が変わる。

投票は生活防衛のための極めて実用的な行為だった。


ところが経済が成熟し、制度が固定化され、政権が変わっても日常が大きく動かなくなった。


変化を体感できない行為に人は時間と労力を割かなくなります。

投票率の低下は国民の意識低下ではありません。

政治が生活の必須インターフェースでなくなった結果です。

これはとても合理的な反応だと思います。



■選挙期間に大発生する仮想敵の正体

選挙期間に入ると毎回のように仮想敵が増えます。


投票に行かない人

政治に興味がない人

意見を表明しない人


こうした人たちが突然攻撃対象になります。

これは政治思想の対立ではありません。

不安の処理方法の問題です。


未来が不透明になると、人は自分の立ち位置を急いで確定させたくなります。

その際最も手軽なのが敵を作ることです。


自分は正しい側にいる

自分は行動している

自分は意識が高い


こうした自己正当化のために行動しない人が下に置かれます。

本人たちは善意のつもりでも、結果として政治は道徳マウンティングの舞台になります。


人知れず考えている人ほどこの空気から距離を取っていきます。

仮想敵が増えている時期は、政治が前進している時期ではありません。

感情が整理されていない人が増えている時期です。



■投票は権利であり義務ではないという前提

ここは制度として整理しておく必要があります。

投票は権利であり、義務ではありません。


行く自由と同時に、行かない自由も制度として保障されています。

それにも関わらず行かない人を責める言説が毎回のように出てきます。

これは制度理解の問題でもあります。


行かないなら文句を言うな、という主張も見かけますが、これは成立しません。

沈黙や棄権も制度の中で認められた態度だからです。

政治参加の形は一つではありません。


考えること

距離を取ること

監視すること

これらも含めて、参加です。



■選挙に行く理由の考察

特定の政党を推しているから選挙に行く。

これは健全な理由だと考えています。


自分はこの方向性を支持する。

この価値観に賛同する。

ポジティブな動機から生まれる選択で、判断の軸が自分にあります。


一方で特定の政党に勝たせるわけにはいかないから行く。

これは最悪に近い理由だと考えます。

支持ではなく拒絶が動機になっているため、思考がネガティブに固定されます。


何が良いかではなく、何が嫌いかでしか世界を見なくなる。

選挙期間に仮想敵が大量発生する背景には、この思考構造があります。



■選挙に行かない理由の考察

行っても意味が無い、結局何も変わらない。

この感覚自体は理解できますが、理由としては弱いです。

なぜ意味が無いと感じたのか?


失望なのか、制度疲労なのか、過去の経験なのか。

そこが言語化されていなければ、単なる思考停止になります。


また、投票したい人が居ないという理由は条件付きで成立します。


候補者全員の公約を読み…

何を目指し

何を優先し

何を切り捨てているのか

そこまで確認した上で、それでも選べないのであればこの理由は成立します。


雰囲気や切り抜き、誰かの評価だけで判断しているならそれは理由とは言えません。



■行くか行かないかより理由を言えるか

重要なのは選挙に行くか行かないかではありません。

その理由を自分の言葉で説明できるかどうか。

これは政治参加であると同時に、自己認識の話です。


自分は何を嫌い

何を信じ

どこに違和感を覚えるのか

それを俯瞰する機会になります。


選挙は結果を決めるイベントである以上に、

国民に思考のキッカケを与えるイベントだと考えています。



■私は選挙に行きません


理由は投票という行為自体のROIが、現時点ではマイナスだからです。

一方で、選挙をキッカケに思考し、歴史を調べ、制度を理解し、文章として整理することは、明確にROIがプラスになっています。

このブログを書いている時点で、私は新たな知識を得ており思考の解像度も上がっています。


投票に行かなくてもすでに利益は出ています。

行為として参加しなくても、思考としては十分に政治に関与しています。


選挙に行かなくても政治に関心を持つ。

今の自分にとっては、これが最適解です。

思考を止めないこと。

こんな関わり方も、政治に関わっていると言える。


あなたらしい関わり方を持ちませんか?



〜〜〜〜〜

AI未来鑑定士 / リクルートストーリーテラー

合同会社Lepnet代表社員加藤勇気

応募を来させるプロの会社。

1日1000円のX投稿代行投稿+エンゲージ活動まで対応。

詳しくはウェブへ→https://www.lepnet.biz�

コメント


〒330-9501 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2−3 大宮マルイ 7階 アントレサロン大宮内

  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • YouTube
  • Google Places

©2021 by 合同会社Lepnet

bottom of page