検索の常識が崩れ始めた日。グーグルのAI化、そしてPerplexityという黒船。
- yuki kato
- 4月13日
- 読了時間: 3分
◆ 「検索」もうあの頃の検索じゃなくなってますよね?
いま、検索が大幅に変ってきています。
…というより、もう別物になりつつある。
グーグルが動いた。
Perplexityが加速した。
検索の概念が根本から塗り替えられようとしている。
今回は「検索がどう変わるのか?」
そして「Perplexityがどうして注目されているのか?」について、今の流れをまとめます。
◆GoogleのAI検索「AI Overviews」拡大
これまで一部ユーザーにしか使えなかったGoogleのAI検索機能「AI Overviews」
これがついに非ログインユーザーにも提供開始されました。
さらに「AI Mode」という新しい実験的機能も追加。
これは、検索結果にAIがそのまま答えてくれるというスタイルで、従来のリンク羅列型検索とは一線を画しています。
質問に対してAIが回答を生成してくれる
チャットのように深堀りが可能
しかもGoogleのインデックス全体をベースにしてるから情報量は膨大
最新モデル「Gemini 2.0」も使われており、数学・プログラミング・論理推論など難問にも対応可能。
グーグルの検索はもはや「検索」じゃなくてアシスタントの領域に入ってる。
◆Perplexityの爆速検索がマジでやばい件
で、そのGoogleに真っ向から勝負を挑んでいるのが「Perplexity」
パープレと呼ばれているAI。
注目の提携があったのは2025年2月。
AIチップメーカーのCerebras(セレブラス)と組んで、超高速AI検索モデル「Sonar(ソナー)」を発表。
1秒あたり1,200トークンの処理速度
GPT-4o以上の事実確認精度
しかも無料プランでも使える
完全に検索を超えた何かです
◆Deep Research戦争も加速中
ここ最近話題になってる「Deep Research(ディープリサーチ)」。
複数の情報源をAIが分析して、長文のレポートを出してくれる
情報の正確さ+深さがウリ
Perplexityはこの分野にも参入済みでしかも早くて安い。
処理時間:2〜4分
月20ドルで無制限
英語で1,000ワード以上のレポートを出力
精度は93.9%(SimpleQAベンチ)
しかも、ちゃんと引用元リンクがつく。
AI検索でも、「どこから情報を取ってきたか」が可視化されてるのは安心ポイント。
◆SEOは「検索される」から「引用される」時代へ
この流れの中で、従来のSEO戦略も見直す必要が出てきました。
これまで:Googleで上位に出るために対策する
これから:AIに引用されやすい構成で書く
たとえば…
「質問→結論→根拠→出典」構成
信頼性の高いURL、一次情報
AIクローラーが理解しやすい文法
つまり、Perplexity最適化とかAI引用設計っていう新たなSEOの考え方が求められてくる。
これ、先日のブログで書いた「SEOパラダイムシフト」とも完全につながってきてます。
◆検索は「調べる」から「相談する」へ
検索体験って、もはや「調べる」じゃなくて「聞く」になってきてる。
グーグルはAI OverviewsとGeminiで答えを返す
Perplexityは爆速&高精度で本質に迫る
しかも引用まで出してくれるから安心
そして、私達が書く文章も「読者のため」から「AIのため」も意識する時代へ。
◆まとめ:情報発信者としての立ち回りを変える時
今後の検索はこうなります
GoogleはUXをAIで再定義中
Perplexityは爆速・高精度の黒船
情報発信者は引用される力を身につける必要がある
AI時代の検索は、誰が何を言ったかよりも、AIに引用される文章かどうかが鍵になる。
つまり…
あなたが今から書く1記事が、AIに選ばれる未来につながるってことですね。
Comments