AI検索ビジネスの真意
- yuki kato
- 9 分前
- 読了時間: 3分

優秀な詐欺師は全部嘘をつかないというのは有名な話ですよね?
本当の中に少しだけ嘘を混ぜる。
本当の情報が多いほど人は疑わなくなるからです。
今回の話はそんな要素で○○をすれば良い、という考察です。
■AI検索対策を今すぐやりましょう?
最近、企業向けの広告でこういうものが増えてきましたよね。
AI検索に対応しましょう。
AI検索時代のSEO対策。
AIに引用される文章を作りましょう。
こういう広告です。
これ、私もそう主張してはいます。
AI検索が広がっていくのは間違いない。
しかし問題はそこではなく、
この進化速度に対して今コストをかけて対策する意味はあるのか?
という疑問なのです。
■ルールがまだ存在していない
AI検索はまだ始まったばかり。
検索エンジンもAIも、どの形が主流になるのかはまだ確定していません。
むしろ確定することはあるのか?
Googleなのか。
ChatGPTなのか。
Perplexityなのか。
引用のルールも評価の仕組みもまだまだ流動的ですよね。
つまり今行われているAI検索対策の多くは、未来の予測に基づいた仮説です。
もちろんこれは悪いことではありませんが、そこに高額なコストを払うとなると話は変わってきませんか?
■では何をやるべきなのか?
ここで考え方を少し変えてみます。
AI検索対策をするというよりも、
文章の作り方を考える。
最近私はこんな書き方をしています。
まずAIに原案を書かせる。
構造や論理はAIが作る。
その文章を読みながら違和感を探す。
現場と違うな、と感じる部分。
そこに自分の実体験を加筆する。
最後にそこから導いた解釈を書く。
■AIの文章は平均で出来ている
AIの文章には特徴があります。
言うなれば「平均」で出来ているということです。
大量の文章を学習して、統計的に一番それらしい説明を作る。
だから大きく間違うことは少ない。
しかし現場の匂いが感じられない。
例えばAIに中小企業の採用に関する要素を説明させると、こういう文章になります。
中小企業の採用では情報発信が重要です。
たしかにそうだよね。
しかしその実体を見ていれば、違う表現ができますよね?
100社以上の求人を見てきた中で感じるのは、応募が来ない会社の多くは給与条件ではありません。
入社後の具体的な日常が書かれていない事が、不透明さを助長してしまっているのです。
AIの平均描写に人間の観察した実体験を載せる。
こうなった時、文章の解像度が一気に上がります。
■AI時代に価値が上がるもの
私はAIが主流になるほど経験がより価値を高めると思っています。
AIは世界の平均を説明する。
人間は世界の偏りを観察する。
世界は平均では動いていません。
むしろ例外や偏りで動いています。
だからAIが増えるほど、現場の観察を言語化できる人の価値は上がる。
AIが書く文章は綺麗です。
しかし綺麗すぎるのです。
そこに少しだけ現実をはみ出させる。
平均から少しズレた観察を入れる。
すると文章が急に生き物になります。
AI検索対策という言葉を聞くと、何か特別なテクニックがあるように思えます。
しかし実際にやることは、単純な事でで良いのです。
AIが骨格を書く。
人間が現実を書く。
その2つが重なったときただの説明ではなく思考になります。
半年後に無意味と化すサービスに、コストをかけるべきでは無い。
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