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AIツール分業マップ|場面別・最適ツールの使い分けを全解説

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 3 日前
  • 読了時間: 8分

あなたは今、何種類のAIツールを使っていますか?


ChatGPT、Gemini、Claude、Copilot、Grok。

Canva、Genspark、NotebookLM、NanaBanana、ClaudeDesign。


沢山のツールが存在するのに、ほとんどの事業者が対話だけに使っている。

あるいは、どれを使えばいいかわからず、満足に使えていない。


これは「役割の違い」を理解していないから起きています。


今回はよく聞くAI、それぞれの強みを整理したうえで、実際の場面ごとに「このときはこれ、次はこれ」という具体的な使い方を解説します。


経営者、フリーランス、営業担当者、コンテンツ制作者。

どんな事業者にも使える内容です。最後まで読めば、今日から使い方が変わります。


■まず10ツールの「役割」を覚える


ツールの使い分けは、難しくありません。それぞれが「得意な仕事の種類」を持っているだけです。


ChatGPT(GPT-5.4)は「何でもこなす汎用プロ」です。文章・調査・コード・分析・画像生成まで、高い精度で幅広くこなします。ツール連携も60以上あり、1つで多くの仕事をまとめて処理できます。



Geminiは「Googleと繋がっている情報特化AI」です。Gmail・Drive・カレンダー・検索エンジンと連動するため、Google系サービスを使っている人には最もパーソナライズされた出力が得られます。



Claudeは「深く考えて、丁寧に書く言語AI」です。長文の精度・文脈の理解・論理の構造が最も優れており、「考える素材を整える」作業に向いています。



Copilotは「Microsoft Officeの中に住んでいるAI」です。Word・Excel・Teams・PowerPointを開いたまま、その中でAIに指示できます。既存のOfficeファイルを修正・加筆する場面に特化しています。



Grokは「Xのリアルタイムデータを持つ情報AI」です。X(旧Twitter)上の今の声・流行・感情をそのまま分析できます。「今、世の中がどう動いているか」を知るのに最適です。



Gensparkは「リサーチからスライドまで1つで完結する統合ツール」です。調査・文章・スライド・画像・ウェブサイト制作まで、1つのワークスペースで全部できます。



NotebookLMは「自分の資料を読み込ませて、使える形に変換するツール」です。アップロードした情報だけを根拠に回答するため、ハルシネーション(AIの嘘)が起きにくく、信頼性が高いです。スライド生成にも対応しています。



NanaBananaは「Googleが作った画像生成エンジン」です。人物写真・ポスタービジュアル・テキスト入り画像の質と精度が最も高く、広告やサムネイルに使える素材を作れます。



CanvaAI2.0は「ブランドを乗せて、完成品を量産するデザインプラットフォーム」です。作った素材をブランドカラー・フォントで整えて、SNS投稿・広告・提案書の完成品に仕上げます。



ClaudeDesignは「論理フローを視覚的なスライドに設計する思考ツール」です。文章より先に「どう見せるか」の構造を組み上げる段階に使います。


■シーン①:YouTubeのサムネイルを作りたい


サムネイルは「0.5秒で目を止めるか」がすべてです。

テキスト・人物・インパクトの3要素が揃っていることが条件になります。


使うツールはNanaBanana→CanvaAI2.0の2段階です。


まずNanaBananaにサムネイルのイメージを言葉で伝えます。たとえば「笑顔の男性がカメラを向いている、後ろに求人票のような紙が貼ってある、テキストは『採用に失敗する会社の共通点』と入れて」と指示する。NanaBananaはポスタービジュアル内に文字を正確にレンダリングできる数少ないエンジンです。3〜4パターン生成して、1番刺さるものを選びます。


次にそれをCanvaAI2.0に持ち込みます。チャンネルのブランドカラーやフォントを自動適用させ、文字の大きさや位置を微調整して完成です。


キャッチコピーが思い浮かばない場合は、先にClaudeまたはChatGPTに「視聴者がクリックしたくなるタイトル案を10個出して」と投げてください。この2つはコピー生成の精度が最も高く、1分で選択肢が揃います。


■シーン②:メタ広告などに使う広告用画像を作りたい


広告画像は「誰に何を伝えるか」の訴求設計が先です。

ビジュアルより前に「何を言うか」が決まっていないと、どれだけ綺麗な画像を作っても反応されません。


使うツールはGrok→Claude→NanaBanana→CanvaAI2.0の4段階です。


最初にGrokを開きます。「求人広告 中小企業 反応が高い訴求軸」や「採用に悩む経営者 X上の声」と検索してください。GrokはX上のリアルタイムデータに直接アクセスできるため、今この瞬間どんなメッセージが刺さっているかを教えてくれます。競合の投稿・ユーザーの反応・業界の流行語が全部見えます。


次にClaudeに切り替えます。Grokで掴んだ訴求軸を貼り付けて「40代男性・中小企業経営者・採用に悩んでいる人に刺さる広告コピーを3案作って」と伝えます。Claudeは文体・論理・心理的フックの精度が最も高く、「読んで行動したくなる文章」に仕上げてくれます。


コピーが確定したら、NanaBananaで画像を生成します。業種イメージ・人物・場面を指示して、コピーのトーンに合う素材を作ります。


最後にCanvaAI2.0でフォーマットを整えます。フィード用・ストーリーズ用・バナー用と、1つのデザインから複数サイズに自動展開できるため、同じ内容を3フォーマットで10分以内に量産できます。


■シーン③:SNS投稿に添えるちょっとした画像を作りたい


毎日の投稿に使う補足画像は、時間をかけすぎないことが最優先です。


メインはCanvaAI2.0の1ツールで完結します。


「今日の投稿に合う画像を作って」とCanvaに伝えるだけです。ブランドカラー・フォント・スタイルはすでに学習しているため、毎回指定しなくても自動で整った状態で出力されます。使えば使うほど精度が上がる設計になっています。


少し動きのある投稿にしたい場合はGensparkを使います。Gensparkは画像生成のあとにそのままショートビデオへの変換もできるため、「静止画では物足りない」場面で呼び出してください。


■シーン④:簡易的なスライド資料を作りたい


社内共有・クライアントへの概要説明・ウェビナー資料など、「それほど本格的ではないが、それなりに見た目は整えたい」スライドのケースです。


使うツールはGenspark→NotebookLMの2段階です。


まずGensparkのSuperAgentにテーマを投げます。「採用コストを下げるための求人内製化について、5スライドにまとめるためのリサーチをして」と指示する。Gensparkは複数情報源を並列で調査し、出典付きで情報を整理してくれます。ここでスライドの「中身になる情報のかたまり」が手に入ります。


次にGensparkのアウトプットをNotebookLMに貼り付けてスライド生成を指示します。NotebookLMは読み込んだ情報を「語りの流れ」に変換する能力が高く、情報の羅列がスライドの構成として自然に整理されます。


このフローのポイントは「情報収集と構成設計の分業」です。Gensparkが「何を言うか」を決め、NotebookLMが「どう見せるか」に変換する。1つのツールで全部やるより、完成品の質が明確に上がります。


■シーン⑤:訪問時に使う本格的な編集済み営業資料を作りたい


これが最も重要なシーンです。

「経営者が読んで納得する営業資料」は、情報・構造・文章・デザインという4つの仕事がすべて揃って初めて完成します。1つのツールでは賄えません。


使うツールはChatGPT・Gemini・Genspark→NotebookLM→ChatGPT→NotebookLM→Gensparkの5段階フローです。


順番に説明します。


第1段階:3ツールでデータを集める


ChatGPTのDeepResearch・GeminiのDeepSearch・GensparkのSuperAgentを同時に走らせます。同じテーマでも3ツールが参照する情報源が異なるため、どれか1つだけでは取れない情報が拾えます。たとえば「飲食業 採用難 2026年最新動向」というテーマで3ツールに同時に調査させると、統計データ・現場の声・業界ニュース・SNSの反応が全方向から集まります。


第2段階:全データをNotebookLMに取り込む


3つのツールから得た情報をすべてNotebookLMに貼り付けます。NotebookLMはアップロードされた情報だけを根拠にして回答するため、集めたデータの信頼性が自動で担保されます。「この提案書に使える根拠はどれか」「クライアントの課題として言えることは何か」という問いに対し、ハルシネーションなしで答えてくれます。


第3段階:ChatGPTで「営業資料の進め方の枠組み」を作る


ChatGPTに「中小企業の経営者向けに採用内製化を提案する営業資料のページ構成を作って」と指示します。するとP1:現状の採用課題提示、P2:なぜ今変えなければならないか、P3:解決策の提示、P4:導入後の変化、P5:費用対効果、P6:次のステップ、というような「ページ順の設計図」が出てきます。ChatGPTは論理の枠組み作りと構造設計が得意なため、ここに適任です。


第4段階:枠組みをNotebookLMに渡してページ毎の文章を出力させる


先ほど作った枠組みとNotebookLMに取り込んだデータを組み合わせます。「P1のページに入れる文章を、取り込んだデータを根拠にして作って」というように、1ページずつ指示します。NotebookLMは読み込んだデータに基づいた文章しか出さないため、根拠のある説得力のある文章が揃います。全ページ分の文章がここで揃います。


第5段階:GensparkでスライドにしてGenspark内で手直しする


NotebookLMが出したページ毎の文章をGensparkに流し込み、スライドとして生成します。Gensparkはそのまま内部でデザイン・レイアウト・画像配置の手直しができるため、別のツールに移る必要がありません。完成したらPPTXまたはPDFで書き出して納品完了です。


■このフローを支える1つの思考


ここまで5つのシーンを解説しました。


共通しているのは「ツールを競わせていない」という点です。


それぞれのツールには、最も得意な仕事があります。Grokはリアルタイムの声を拾う。NotebookLMは自社の情報を整理する。Claudeは文章と論理を磨く。Gensparkは速く形にする。CanvaAI2.0は完成品に仕上げる。


1つのツールで全部やろうとすると、どこかで品質が落ちます。適切なツールに適切な仕事を任せると、それぞれが本来の力を出してくれます。


AIを「便利ツール」として使うのをやめて、「思考の分業パートナー」として使い始めたとき、仕事の質と速度が同時に上がります。



ご自身の事業でどのシーンから始めるか、考えながら読んでいただけたでしょうか?


具体的な使い方の相談、求人・採用コンテンツへの応用はこちらからどうぞ。


合同会社Lepnet 

代表社員 加藤勇気

異次元の成果を出す最強求人顧問 

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