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ギリギリ詐欺じゃない7つのやばいスキームは何故ギリギリセーフなのか?

  • 執筆者の写真: yuki kato
    yuki kato
  • 9月8日
  • 読了時間: 5分
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世の中には人の不安を利用して金を吸い上げる仕組みが堂々と存在している。

しかも、その多くは完全な詐欺とは言えない。

契約書は存在する。商品も存在する。小さくリスク説明が書かれている。だから、弁護士も警察も詐欺だとは断言できない。

その結果、泣き寝入りする人が後を絶たない。

問題は、これらのスキームが合法の顔をして堂々と営業されているという事実だ。怒りが収まらない。



1. ワンルーム投資


中古のワンルームを相場の数百万〜数千万上乗せして販売。営業マンは年金代わりになりますと甘く囁く。だが現実は違う。毎月のローン返済額が家賃収入を上回り、さらに管理費・修繕積立金・固定資産税がのしかかる。赤字続きで、出口はほぼない。


なぜ詐欺じゃないのか?

物件は実在し、契約書にすべての金額が明記されているからだ。営業トークと現実が違ってもリスクを理解したうえで契約したとされる。つまり自己責任で片付けられてしまう。



2. 太陽光発電投資


20年間固定で売電収入が入るという言葉で田舎の土地や山林つきの太陽光設備を売るケースが多い。確かに制度はあるが、実際は売電価格が年々下がる、設備は劣化する、台風や大雨で破損する。結果的に維持費が膨らみ、黒字は遠のいていく。


なぜ詐欺じゃないのか?

再エネの固定価格買取制度は本物だ。契約書には制度変更リスクやメンテナンス費用も小さく記載されている。だから条件が変わったのは国の制度だから仕方ないと逃げられる。



3. サブリース家賃保証


空室リスクゼロと強調され、業者が一括で借り上げる方式。最初の数年は保証されるが、必ずと言っていいほど数年後に家賃を下げますと通告が来る。オーナーが拒否すれば契約解除され、結局空室リスクを丸抱えする羽目になる。


なぜ詐欺じゃないのか?

契約書の端に賃料改定の可能性ありと記されている。それを承認して契約している以上、業者の一方的な減額も合意の範囲内とされる。



4. 海外不動産投資


新興国やリゾート地で利回り10%以上などの派手な数字が踊る。だが現地の法制度は不透明で、建物が完成しないまま放置されるケースも珍しくない。言語や文化の壁もあり、現地の弁護士や裁判に頼るのも現実的には難しい。


なぜ詐欺じゃないのか?

パンフレットには予定や想定と必ず逃げ道が用意されている。上場予定も利回りも見込みであって保証ではない。つまり夢を信じすぎたあなたが悪いという構図になる。



5. 仮想通貨マイニング投資


マシンを買えば寝てても配当が入ると甘く誘うが、実際は電気代とメンテ費用が利益を食い尽くす。さらにマシンはすぐ型落ちし、中古市場でほぼ価値ゼロ。業者はマシンを売った時点で儲かっているから痛くもかゆくもない。


なぜ詐欺じゃないのか?

マシンは本当に届くし、マイニングもゼロではない。つまり利益が出るとは言っていない、可能性を示しただけという逃げ口実がある。



6. 未公開株商法


近々上場予定、大手企業と提携準備中という甘い話で資金を集める。ところが上場どころか事業が進まないまま資金は消える。紙切れの株券を抱えた投資家だけが損をする。


なぜ詐欺じゃないのか?

予定や準備中は未来形であり、確約ではない。実際に会社は存在し、株も発行されているので実態のない詐欺とは言えない。



7. 高額情報商材


誰でも月収100万円とうたい、教材や動画を高額で販売。買ってみると、内容は再販モデルか自己啓発的なノウハウばかり。結局稼ぐ方法は他人に同じ教材を売ることだけ。


なぜ詐欺じゃないのか?

教材や動画は本当に存在し、結果は個人の努力次第と逃げ道がある。だから裁判しても誇大広告でしかなく、詐欺には問えない。



■なぜ詐欺にならないのか?


共通するのは実体があるということだ。

物件も太陽光もマシンも教材も、形としては確かに存在する。そして契約書には小さくリスクが書かれている。だからどんなに被害者が騙されたと訴えても、司法の判断は自己責任。これが最大の構造的問題だ。



■誰が引っかかるのか?


引っかかるのは決して無知な人だけではない。

むしろ勉強熱心で、少し知識を持ったサラリーマンや経営者が狙われやすい。老後が不安、副収入を得たい、人より一歩先に行きたい、この心理が餌になる。

そして、表面的には社会的にしっかりした人でも簡単にハマる。なぜなら彼らは信用できる人から紹介されたから大丈夫と思い込んでしまうからだ。




■どんな場がキッカケになるのか?


・友人や知人からの紹介(信頼を逆手に取られる)

・異業種交流会や経営者交流会(営業マンの狩場になっている)

・無料セミナー(不安を煽るために用意された罠)

・SNS広告やDM(ピンポイントで心理を突くコピー)


人との出会いの場、学びの場だと思って行った場所が、実際にはカモ探しの狩場になっている。これが最も怖い部分だ。



■まとめ


ギリギリ詐欺ではない7つのやばいスキームは、合法と違法の間のグレーゾーンに潜んでいる。

見た目は立派な投資や副業、だが本質は人の不安を利用した収奪モデル。

大事なのは誰が本当に得をする仕組みなのかを常に考えること。甘い言葉の裏にあるのは、あなたの財布から抜かれる未来のお金だ。



AI未来鑑定士 / リクルートストーリーテラー

合同会社Lepnet 代表社員 加藤勇気

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