【鬼滅の刃】九星気学と日干支で見る竈門禰豆子
- yuki kato
- 7月29日
- 読了時間: 3分

映画も大ヒット中なので、今後数本は鬼滅の刃の占い考察シリーズを書いていきます。
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◉ 竈門禰豆子を占いで読み解く
静かなる覚醒。眠りの中で育つ真の強さ。
■ 九星気学で見る禰豆子:九紫火星
禰豆子に最も響く九星は、九紫火星だと感じる。
九紫は火の性質を持ち、感性・美・精神性・直感・霊性を象徴する星。
表現されるキーワードは「表に出ない情熱」「寡黙な美」「魂の共鳴」。
彼女の振る舞いは決して多弁ではない。
鬼になってからは言葉さえ封じられた存在だが、それでも感情は豊かに伝わってくる。
目で語り、表情で訴え、行動で示す。まさに九紫火星の本質である「非言語の情熱」が、彼女の中にある。
また九紫は、美的感覚と精神性に優れる。
禰豆子の強さは、単なる鬼としての戦闘力ではなく、守るべきもののために力を使うという"魂の美しさ"にある。
兄への深い愛情、仲間への思いやり、それらを言葉で語ることなく行動で体現している。
■ 禰豆子の「火」の力と九紫火星
禰豆子の能力の中でも象徴的なのが、爆血(ばっけつ)という血鬼術。
これはまさに九紫火星が持つ「火の浄化作用」の象徴である。
鬼でありながら、鬼を焼く炎を持つ。
闇を焼き尽くし、仲間を守るための炎。
九紫火星が持つ"美と浄化"の象意が、血鬼術の中に鮮明に宿っている。
また、火は精神世界とも繋がる。
禰豆子の中には、人間の頃の記憶が残っている。
完全に鬼になりきらず、理性や感情を保ち続ける姿は、九紫火星の「霊性と内的制御」の要素と重なる。
■ 日干支で見る禰豆子:乙亥(きのと い)
禰豆子に対応する日干支として、私は乙亥を挙げたい。
乙は陰の木、柔らかくも芯が強い草花の象意。
亥は水、冬、内にこもるエネルギー、そして強い集中力を意味する。
乙は柔らかいが、しなやかに伸びる力がある。
踏まれてもまた伸びる、風に揺れても折れない。
禰豆子が兄や仲間に守られながら、少しずつ感情を取り戻していく過程は、まさに乙の成長プロセスと一致する。
亥は、閉じたエネルギーの象徴。
眠りながら力を蓄え、決定的な場面で爆発的な集中力を見せる禰豆子の性質は、まさに亥の本質だ。
水面下で育つ力、内に秘めた感情の爆発。
乙亥という干支は、禰豆子の静かでしなやかな強さを裏付けている。
■ 人のままで鬼を越える存在
禰豆子は、鬼でありながら人を喰らわず、仲間を守る存在として描かれる。
この姿は、九紫火星と乙亥の掛け算で生まれる「霊性×抑制力」による奇跡のような状態と見える。
つまり彼女は「感情を宿したまま鬼に抗う者」であり、
「沈黙の中で人間性を守り続けた者」でもある。
そこには、「怒り」や「復讐」ではなく、
ただ「誰かを守りたい」という純粋な想いが根底にある。
これこそが九紫の情熱、乙の柔らかい強さ、亥の内なる信念に他ならない。
■ 禰豆子が物語に与えたもの
鬼滅の刃という物語において、禰豆子は単なる妹でも、戦力でもない。
彼女は「救済の可能性」であり、「鬼を超える存在」として位置づけられている。
鬼でありながら鬼を超える。
力を持ちながら暴力に流されない。
そうした在り方が、多くの人の心に響いた理由の一つだろう。
■ あなたにとっての禰豆子とは?
あなたは、禰豆子のどんな瞬間に心を打たれましたか?
言葉がなくても伝わる感情、眠りの中で成長する姿、誰かを守るための炎。
もしよかったら、あなたの禰豆子エピソードをコメントで教えてください。
次回は鬼殺隊の中でも最も神秘的な柱、時透無一郎を読み解いていきます。
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