出口は1年後、それでも経営者交流会に居続ける人は4種類いる。
- yuki kato
- 8 分前
- 読了時間: 3分

◇古株は4種類に分類できる
前回の記事で経営者交流会の最適滞在期間は12ヶ月程度だ、と書きました。
そうすると、こんな疑問が…。
「じゃあ何年も居続けている古株の人達は何なのか?」
私を含めた彼らは、
4種類に分類できます。
そしてそのうち合理的なのは2種類だけだと思う。
◇世間の常識:
古株は会の財産という空気
一般的には長く居る人ほど人脈が太く、会への貢献度も高い功労者だと見られています。
滞在年数は信頼の証であり、
古株は会の財産である…
多くの会ではそういう空気が当たり前に流れています。
でも私はこう思う、
「出会うべき人に出会い終わり、関係も築き終えた人がなぜまだ毎月そこに居るのか?」
ビジネスにおける「仕入れ」は終わっているはずです。
それでも居続けるなら、滞在の目的は入会時とは別のものにすり替わっているはず。
①流されるまま惰性で参加している人
年会費の自動更新に判定を挟まず、辞める理由がないから居る人。
サンクコストが積み上がるほど退会は投資の失敗確定を意味するようになります。
つまり、居続けることで損失を簿外処理している状態です。
この型の本質は判定を一度も実行していないことにあります。
6ヶ月判定も12ヶ月判定も実行しなければ存在しないのと同じ。
人は測定していない投資について無限に楽観的でいられるんです。
②クローズドマーケットとして狩場にしている人
毎年入ってくる新規会員、または新しい繋がりを積極的に呼び込み、交流会が見込み客の自動供給装置になっている人です。
彼らにとって会は交流の場ではなく漁場であり、卒業する理由がそもそもありません。
実はこの型が最も合理的です。
③ビジネスのテスト場所として使っている人
新しい商品や事業構想の反応を確かめる実験場として、あるいは自分の市場を作るための調査として会に関わっている人です。
評価軸は関係の数ではなく、市場理解と仮説検証の進捗です。
ただしこの型にも出口条件はあります。
どの会に行っても既知の構造しか観察できなくなった時点で、調査の限界効用はゼロ。
以降は調査ではなくただの確認作業です。
④アイデンティティになってしまった人
「◯◯会の△△さん」
みたいに、二つ名になるほど有名になっている人。
それだけ活発な活動もしている。
経営者交流会とは、社内に相談相手のいない一人社長にとって疑似的な会社になります。
この実態は所属欲求、または承認欲求の充足です。
この段階での退会は事業判断ではなく自己否定に感じられるため、ほぼ不可能になります。
◇問われるのは年数ではなく費目
ここで滞在年数の意味を再定義します。
長い滞在そのものは善でも悪でもありません。
問われるのは滞在の費目を正直に申告できるかどうかです。
狩場型なら営業費、テスト型なら研究開発費、アイデンティティ型なら本来は娯楽費や福利厚生費です。
問題は自分の滞在をビジネス投資だと申告し続ける事。
投資の結果を直視しているかどうか?
損失になるのであれば、損切は通常の行動です。
◇古株とは何者か?
古株とは出口条件を破った人ではありません。
出口条件を持たずに入口を通った人の成れ果てなのではないか?
だからこそ今居る人に必要なのは退会届ではなく問い直しです。
自分の滞在は4種のどれなのか。
そのコストの価値を、明確な言葉で説明ができるのか?
明確な、言葉で。
合同会社Lepnet
代表社員 加藤勇気
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