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  • 加藤勇気

働きやすい環境を整えれば、人材は勝手にそだつ、のか?


先日タイトルの件でSNSにて議論が繰り広げられてましてね、はたしてそうなのか?というお話。

私は育つ、と思います。

これに否定的な経営者は、ちょっと考え改めないと会社つぶれますよと思います。

なぜなら・・・。

従業員を信頼できない経営者は、従業員からも信頼されないからです。

プライベートな交友関係で考えてみて下さい。

あきらかに自分のことを信用してくれていない人間に対して、それでも私は信じますって思いますか?

私はそんなこと思いません。

いやいやそうはいってもさ、あいつら信用してたら会社つぶれちまうよ!

という方もいるでしょう。

もうその時点で

「ゆるやかな死」

は近づいている事に気づきましょう。すでに潰れる前兆です。惰性で動いているだけにすぎません。

意識高い「系」という言葉がはやってますが、意識高い系経営者が多い気がします。自己肯定だけ過剰な意識高い系経営者。

自己肯定ってとても大切な事なんですが、日本の教育は自己肯定を教えません。

日本の教育は自分を褒めるよりも、心理的に卑下する思考が植え付けられます。

「自分なんて・・・。」とか「私には不相応だから・・・」みたいな。

もちろん、そんなことは全然無いんですよ。

でもこんな思考になってしまうので自信がつかず、多くの人は保守的な思考になるんです。

「成功しないかもしれないなら今のままのが慣れていて楽だから」

ほとんどの方がこういった思考をするのではないでしょうか?

失敗か現状維持のどちらか。

どちらを選ぶか?なにこの2択・・・。

自己肯定を積み重ねれば、自分に自信が付きます。

新しい生活、新しい仕事、今の自分に無い事を始める勇気は自信が後押しするんです。

この自己肯定がなければ人は踏み出すのに躊躇してしまう、と私は思います。

でもですね、自己肯定が過剰になると怠慢経営者を産むんですよ。

周りがナニも否定しない、むしろ褒めちぎられる、自分は正しいことをしていると信じて疑わない、そうなると今度は否定的な意見をする人間を見下す思考になってきます

「俺はこれだけやってきたんだ、俺が正解なんだ」

滑稽極まりないです。

こんな人間信用できませんよね。

もちろん従業員の事も信用していません。だって自分がルール、自分が正しいから。ずっとそうやってやってきたから。

一言でいうと「老害」でしょう。

山って、麓から崩れるんです。てっぺんからは崩れません。

足元をおろそかにしていては一気に崩れます。自然の摂理です。

だからこそ、企業は足元を堅牢にするべきなんです。

それは労務環境であり、待遇であり、一人ひとりを信頼するということです。


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